ステイシー・オーグモン

ステイシー・オーランド・オーグモン（Stacey Orlando Augmon、1968年8月1日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州パサデナ出身の元プロバスケットボール選手であり、現在は指導者として活躍しています。現在はNBAのサクラメント・キングスで選手育成を担当しています。

学生時代

ネバダ大学ラスベガス校（UNLV）時代は、ラリー・ジョンソンやグレッグ・アンソニーといったスター選手と共にチームを牽引し、目覚ましい活躍を見せました。3年生時の1990年には、NCAAトーナメントで優勝という輝かしい実績を打ち立てました。

NBAでの活躍

1991年のNBAドラフトにおいて、オーグモンはアトランタ・ホークスから全体9位で指名を受け、NBAの世界へと足を踏み入れました。ルーキーシーズンとなった1991-92シーズンには、平均13.3得点を記録し、その才能を高く評価されNBAオールルーキーチームに選出されました。1993-94シーズンには、名将レニー・ウィルケンズの指導の下、チームはリーグ最高の57勝25敗という好成績を収めました。オーグモン自身も、自己最高の平均14.8得点を記録するなど、チームに大きく貢献しました。しかし、プレーオフではセミファイナルでインディアナ・ペイサーズに惜しくも敗れました。

1996年の夏には、デトロイト・ピストンズに移籍しましたが、シーズン途中にポートランド・トレイルブレイザーズへと再び移籍しました。1998-99シーズンには、プレーオフでカンファレンスファイナルまで勝ち進みましたが、同シーズンに初のNBAチャンピオンに輝いたサンアントニオ・スパーズに4戦全敗で敗れました。

2001年には、シャーロット・ホーネッツに移籍しましたが、チームは翌年にニューオーリンズへと移転しました。2004年からは2シーズン、オーランド・マジックでプレーしました。2006-07シーズンはプレーすることができず、2007年10月にはデンバー・ナゲッツと契約しましたが、開幕前に解雇され、現役を引退しました。

コーチとしてのキャリア

現役引退後、オーグモンはデンバー・ナゲッツの選手育成担当コーチに就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせました。2011年までナゲッツのコーチを務めた後、同年5月には母校であるネバダ大学ラスベガス校のアシスタントコーチに就任しました。2016-17シーズンからは、ミルウォーキー・バックスのアシスタントコーチを務めています。

アメリカ代表としての活動

1988年のソウルオリンピックには、アメリカ代表の一員として出場し、デビッド・ロビンソンらと共にプレーしましたが、結果は銅メダルに終わりました。

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