ステーションEYEくまもと

ステーションEYEくまもとについて

『ステーションEYEくまもと』は、熊本朝日放送（KAB）が1991年4月1日から1993年4月2日までの2年間、放送していた平日夕方の地元情報番組です。この番組は、近隣地域の最新ニュースを中心に構成されており、地域住民に密着した情報提供を目的としていました。

放送時間と構成

番組は毎週月曜日から金曜日の18:00から18:42の間に放送され、開始当初は『KAB 600ステーション ANN』のリニューアル版としてスタートしました。このリニューアルは、全国ニュース番組『ステーションEYE』の改題に合わせたもので、その後すぐに熊本県内の最新地元ニュースを紹介しました。放送枠の18:30からは、熊本県の最新情報が流れるため、視聴者は地域に特化したニュースをタイムリーに受け取ることができたのです。

番組の終了時間は18:42で、その後は天気予報やミニ番組『KABウェザーボイス』も放送されていました。CM前には「つづいて熊本から ステーションEYEくまもと」といった表示が画面下に流れ、観る者の興味を引く工夫がされていました。

キャスターと番組の後続

メインキャスターには、小出史が選ばれ、前番組『KAB 600ステーション』から引き続き活躍しました。このキャスティングは、視聴者に馴染みのある顔で地域のニュースを届けることで、さらなる信頼を得る狙いがあったと考えられます。

放送の変遷

『ステーションEYEくまもと』は、放送終了後も同じタイトルで週末版が持続し、1993年4月3日から1997年9月28日まで放送されました。しかし、平日版は1993年4月2日をもって終了し、続いて4月5日からは『KABニュースラウンド』という新たな番組へと移行しました。この『KABニュースラウンド』は、2005年9月30日までの約12年半にわたって放送され、熊本のニュースをしっかりと受け継ぐ役割を果たしました。

まとめ

このように、『ステーションEYEくまもと』は、熊本朝日放送の中で重要な地域情報番組としての役割を担っており、地元住民に密着したニュースを提供し続けました。番組が終了した後も、後続の番組によってその流れは受け継がれ、地域の情報が途切れることはありませんでした。熊本という地域におけるテレビのニュース番組の流れを知る上で、非常に重要な番組と言えるでしょう。

もう一度検索