ストリート・オブ・ドリームス

『ストリート・オブ・ドリームス』は、1983年に発表されたレインボーの7枚目のアルバムです。

制作の背景

1983年1月、第2期メンバーによるディープ・パープル再結成の計画が持ち上がりましたが、最終的には実現しませんでした。その結果、リッチー・ブラックモアとロジャー・グローヴァーは本作の制作に専念することになります。

ドラマーはボビー・ロンディネリからチャック・バーギに交代。レコーディングは、前作『闇からの一撃』で使用したカナダ・ケベック州のレ・スタジオから、前々作『アイ・サレンダー』で使用したデンマーク・コペンハーゲンのスウィート・サイレンス・スタジオに戻って行われました。1983年3月にリハーサルを開始し、5月から録音作業に入っています。

楽曲について

「スノーマン」は、イギリスのテレビアニメ『スノーマン』の挿入歌として知られるハワード・ブレイク作曲の「ウォーキング・イン・ジ・エアー」を、リッチー・ブラックモアがアレンジしたインストゥルメンタル曲です。

収録曲

1. ストランデッド (Stranded)
2. キャント・レット・ユー・ゴー (Can't Let You Go)
3. フール・フォー・ザ・ナイト (Fool for the Night)
4. ファイヤー・ダンス (Fire Dance)
5. エニバディ・ゼア (Anybody There)
6. デスペレート・ハート (Desperate Heart)
7. ストリート・オブ・ドリームス (Street of Dreams)
8. ドリンキング・ウィズ・ザ・デヴィル (Drinking with the Devil)
9. スノーマン (Snowman)
10. メイク・ユア・ムーヴ (Make Your Move)

参加メンバー

ジョー・リン・ターナー - ボーカル
リッチー・ブラックモア - ギター
チャック・バーギ - ドラムス
デイブ・ローゼンサル - キーボード
* ロジャー・グローヴァー - ベース

その後

1984年、第2期メンバーによってディープ・パープルが再結成され、レインボーは3月の日本公演を最後に活動を停止しました。1995年にリッチー・ブラックモアが新たなメンバーでレインボーを再始動させるまで、本作は彼らにとって最後のオリジナル・アルバムとなりました。

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