ストリームメディアコーポレーション

株式会社ストリームメディアコーポレーションについて

株式会社ストリームメディアコーポレーション（Stream Media Corporation）は、東京都港区に本社を持つ日本の総合エンターテインメント企業です。韓国の大手芸能プロダクションであるSMエンタテインメントの日本法人・エスエム・エンタテインメント・ジャパンの完全子会社として、アーティストのマネジメントやファンクラブの運営、CS放送、商品販売を行っています。

沿革

この会社の歴史は1971年に遡ります。当初、ミヅホ企画工業株式会社として設立され、建築企画や設計を手掛けていました。その後、1986年には本社を横浜市へ移転し、1998年にデジタルコンテンツ配信に特化した法人へと変わりました。さらに2000年には大阪証券取引所に上場し、事業を幅広く展開。

2004年には「韓流Now!」の配信を開始し、韓国のドラマや音楽を中心に事業を拡大。2009年にはスカパーで『DATV』を開局し、放送事業に進出。2016年にはKNTV株式会社との合併を果たし、二つのテレビ局を運営する体制を確立しました。

2018年にはSMエンタテインメントグループの傘下に入り、2019年には商号を「株式会社ストリームメディアコーポレーション」に変更しました。同年にBSデジタル放送への参入を試みましたが、結果は残念ながら落選でした。

2020年にはSMエンタテインメント・ジャパンと合併契約を結び、国内のアーティストマネジメントを本格化させました。それを受けて、2021年にはDATVの放送を終え、企業の生産体制を強化しました。

2023年にはカカオグループの傘下となり、さらなる成長を目指しています。今後は、韓国のガールズグループ・TripleSの日本マネジメント業務も担当する予定です。

事業内容

ストリームメディアコーポレーションの主な事業は「エンターテインメント事業」と「ライツ＆メディア事業」に大別されます。特にエンターテインメント事業では、SMエンタテインメント所属アーティストの日本国内でのマネジメントを行っています。アーティストのファンクラブを運営し、公式グッズの販売やファンとのイベントを開催しています。

一方、ライツ＆メディア事業ではCS放送局の韓国エンターテインメントチャンネル『KNTV』を運営し、韓国のドラマや音楽、バラエティ番組を日本に紹介しています。また、韓国のコンテンツの放送権を取得し、配信やDVD販売も手掛けています。

結論

ストリームメディアコーポレーションは、芸能プロダクションとしての側面を持ちながら、デジタルメディアや放送事業にも積極的に関与する企業です。韓国エンターテインメントの発展と共に、今後もますます注目される存在であることは間違いありません。

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