ストーンエイジ (ゲーム)

ストーンエイジ (StoneAge)

「ストーンエイジ」は、かつて日本システムサプライが開発・運営していたMMORPG（大規模多人数同時参加型オンラインRPG）です。石器時代をテーマにした世界観と、可愛らしいキャラクターが特徴でしたが、1999年というオンラインゲーム黎明期に登場したため、残念ながら大きなヒットには至りませんでした。

サービス終了と運営会社の変遷

開発元の日本システムサプライ倒産後、2001年3月31日に一度サービスを終了しました。しかしその後、版権が株式会社デジパークに移り、2003年12月よりボーステックが日本でのサービスを再開。その後、運営権はボーステックからガイアックス、UTDエンターテインメント、そしてデジパークへと渡り、2010年2月24日に全てのサービスを終了しました。

2014年3月27日には、CJインターネットジャパンから「ストーンエイジ Mobile」としてAndroid版およびiOS版のサービスが開始され、新たな展開を見せています。

ゲームの特徴

世界観

ゲームの世界は石器時代をテーマにしており、骨や石を多用したデザインや、遺跡、洞窟などが登場します。現代的なアレンジも加えられており、コンビニエンスストアやマンモスバスが登場したり、アルバイトをすることも可能です。

時間・気象の概念

当時としては珍しく、夜や昼の概念が存在し、雨や雪といった気象変化も再現されていました。ゲームマスターが紙吹雪を降らせる演出もありました。

特定の時間帯のみ入場可能なダンジョンや、特定の時間帯にしか出現しないモンスターも存在しました。

経済システム

モンスターがドロップする「肉」などのアイテムを売却することで、通貨「ストーン」を得ることができました。アイテムは専門店でのみ売買可能で、例えば「肉」は「肉屋」でのみ、「槍」は「武器屋」でのみ取引できました。

ギャンブル要素として「宝くじ」も存在しました。200ストーンで1枚購入でき、ランダムに決定される6桁の数字で当たりが決まります。当選等級に応じてストーンやレアなペットが手に入りました。

エンカウント対戦

フィールドを移動中に敵と遭遇する、エンカウント方式の戦闘システムを採用しています。素早さの高いキャラクターが先制攻撃を行い、「攻撃」「防御」「捕獲」「スキル」「アイテム」などのアクションを選択して戦います。

モンスターとペット

モンスターは弱らせて「捕獲」することでペットにすることができ、最大5体まで同時に保有できました。ペットは戦闘時に味方として参加させることができ、「ペットショップ」で保管、売却、スキルの習得などが行えました。

料理と合成

ペットに「料理」スキルを覚えさせることで、様々な素材を組み合わせて料理を作ることができました。完成した料理は消費アイテムとして使用でき、NPCが販売しているアイテムよりも高性能なものもありました。

不要な装備品と特定の素材を組み合わせて「合成」することで、より良い装備品を作り出すこともできました。

これらの組み合わせは非常に多く、多様なアイテムを生み出すことができました。



ストーンエイジ - ウェイバックマシン（2009年8月30日アーカイブ分）

ストーンエイジ（日本システムサプライ） - ウェイバックマシン（2001年6月2日アーカイブ分）

株式会社デジパーク - ウェイバックマシン（2016年1月9日アーカイブ分）

台湾ストーンエイジ（繁体字中国語）

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