スノーパル・オグナ武尊

スノーパル・オグナ武尊（オグナほたかスキー場）

スノーパル・オグナ武尊、通称オグナほたかスキー場は、群馬県利根郡片品村に位置するスキー場です。かつては片品村営として運営されていましたが、現在は指定管理者制度に基づき、片品村振興公社によって管理運営されています。

概要

関越自動車道沼田ICから約25km、尾瀬岩鞍スキー場や丸沼高原スキー場などの大規模スキー場と比べると、比較的規模は小さめですが、その分穴場的な存在として知られています。標高1820mの山頂からは、谷川岳や武尊山の雄大な景色を望むことができます。

天然雪100%のゲレンデ

オグナほたかスキー場の最大の特徴は、人工降雪機を使用せず、天然雪のみでゲレンデを維持している点です。武尊山を越える乾いた風が良質な雪を降らせ、パウダースノーを楽しむことができます。すり鉢状の地形のため、雪が溜まりやすく、強風の影響を受けにくいのも特徴です。

バラエティ豊かなコース

9つのコースは、初心者から上級者まで楽しめるように設計されています。 средней сложностиコースは特に充実しており、 средней сложностиスキーヤーにはおすすめです。また、ゲレンデ上部からは、スノーシューでのハイクアップで前武尊山頂まで行くことができ、バックカントリースキーヤーにも人気があります。

アクセス

自動車

関越自動車道沼田ICから群馬県道64号平川横塚線を経由して約25km。道中にはやや急な峠があります。駐車場はセンターハウス裏にありますが、第1駐車場からセンターハウスまでは少し距離があります。土日祝日はシャトルバスが運行しています。

鉄道

JR上越線沼田駅からタクシーで約50分。

沿革

1975年：片品村により国設武尊スキー場として開業
1994年：第3クワッドリフト建設
1997年：「スノーパル・オグナ武尊」に名称変更
2008年：指定管理者制度導入、武尊山観光開発株式会社が管理運営を受託
2013年：「オグナほたかスキー場」に名称変更。第3クワッドリフトが機械トラブルで運行停止。代替として第7ペアリフトを新設
2015年：第3クワッドリフトを撤去
2017年：駐車場が全日無料化
2021年：武尊山観光開発が運営から撤退。片品村振興公社が指定管理者に

近隣施設

ゲレンデ近隣には、入浴施設「花の駅・片品 花咲の湯」があり、スキー場のリフト券で割引が受けられます。

注意点

ゲレンデ上部からバックカントリーへ入ることは可能ですが、スキー場側は公式なコースとして扱っていません。遭難事故も発生しているため、入山には十分な注意が必要です。

まとめ

スノーパル・オグナ武尊は、天然雪の良質なゲレンデと、バラエティ豊かなコースが魅力のスキー場です。大規模スキー場に比べると規模は小さいですが、その分穴場的な雰囲気で、ゆっくりとスキーやスノーボードを楽しみたい方におすすめです。

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