沼田駅

沼田駅（群馬県沼田市）

沼田駅は、群馬県沼田市清水町にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）上越線の駅です。利根地方の中心都市である沼田市の代表駅であり、沼田盆地の中部に位置し、吹割の滝、老神温泉、尾瀬などの観光地へのアクセス拠点となっています。

歴史

1924年（大正13年）3月31日：鉄道省の駅として開業。
1983年（昭和58年）10月14日：昭和天皇が国民体育大会行幸の際、お召し列車が運行。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物扱い廃止。
1985年（昭和60年）3月14日：再度、荷物扱い廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2006年（平成18年）2月21日：自動改札機を導入。
2009年（平成21年）3月14日：東京近郊区間拡大に伴い、ICカード「Suica」が利用可能となる。
2019年（令和元年）11月1日：業務委託駅化、管理駅業務を水上駅に移管。
2022年（令和4年）11月30日：みどりの窓口営業終了。

上越線開通前には、渋川から沼田市街地まで利根軌道という馬車鉄道・電気鉄道が運行されていました（1911年 - 1924年）。

駅構造

水上駅管理の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが受託しています。2面3線の地上駅で、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有しています。ホームは地下通路で連絡しており、エレベーターも併設されています。駅舎は開業当初の大正時代風にリニューアルされており、高い天井が特徴です。駅舎内には待合所の他、自動券売機、指定席券売機、Suica対応の自動改札機などがあります。

のりば

のりば	路線	方向	行先
-	-	--	---
1	上越線	上り	水上・長岡方面
2	上越線		（待避線）
3	上越線	下り	渋川・高崎方面

2番線は上下共用の待避線で、水上方面の一部の列車がレール磨きで使用することがあります。大雨や大雪の際には折り返し運転にも使用されます。

利用状況

JR東日本によると、2023年度の1日平均乗車人員は1,444人です。

駅周辺

駅前にはロータリーと駐車場が整備されています。沼田駅は沼田市の下町に位置しており、周辺は以下の通りです。

上町

沼田市役所
沼田郵便局
沼田城址
沼田公園
テラス沼田（旧・グリーンベル21）
FM OZE（テラス沼田2階）
ハローワーク沼田（テラス沼田5階）
群馬県立沼田女子高等学校
群馬県立沼田高等学校

下町

沼田駅前郵便局
国道17号
群馬県道274号沼田停車場線
日本デルモンテ群馬工場
谷川ドライビングスクール
沼田市立沼田西中学校
沼田労働基準監督署
利根沼田振興局庁舎
関越交通沼田営業所
サンポウ本社

バス路線

関越交通バスが、当駅から尾瀬、老神温泉などの温泉地や上越新幹線の上毛高原駅へ連絡しています。また、市街地が崖上にあり、標高差が大きいため、市街地方面へのバスが多数運行されています。前橋市方面への高速バスも運行されています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■上越線

臨時快速「SLぐんま みなかみ」停車駅

岩本駅 - 沼田駅 - 後閑駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧

外部リンク

駅の情報（沼田駅）：JR東日本

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