スペンサー・ペイシンガー

スペンサー・ペイシンガー：NFLでの軌跡

スペンサー・ペイシンガー（Spencer Paysinger、1988年6月28日生まれ）は、カリフォルニア州ロサンゼルス出身のアメリカンフットボール選手でした。ポジションはラインバッカー。

大学時代

オレゴン大学では、3シーズンにわたり先発を務め、最後の2シーズンは、チップ・ケリーヘッドコーチの指導を受けました。大学時代からその才能を発揮し、将来のNFL入りを期待される選手の一人でした。

プロ入り

2011年、NFLロックアウト終了後、ドラフト外フリーエージェントとしてニューヨーク・ジャイアンツと契約を結び、プロのキャリアをスタートさせました。この年、彼はチーム4位となる8回のスペシャルチームでのタックルを記録。ディフェンスでの出場は50スナップにとどまりましたが、その中で5タックルをあげるなど、限られた機会の中でその能力を示しました。

ペイシンガーが所属した2011年のジャイアンツは、第46回スーパーボウルでニューイングランド・ペイトリオッツを破り、見事優勝を果たしました。ペイシンガー自身はスーパーボウルでの出場機会を得られませんでしたが、チームの一員として優勝を経験しました。

2012年には、第4週のクリーブランド・ブラウンズ戦で初の先発出場を果たしました。ジャイアンツには2014年まで在籍し、主にスペシャルチームで活躍しました。

ドルフィンズ、ジェッツ、パンサーズ

2015年4月2日、マイアミ・ドルフィンズと1年契約を締結。2016年には再契約し、この2年間で57タックルを記録しました。ドルフィンズでは、より多くの出場機会を得て、ディフェンスの中心選手として成長しました。

2017年シーズン開幕前には、ニューヨーク・ジェッツと契約しましたが、9月1日にリリースされました。その後、12月5日にカロライナ・パンサーズと契約。しかし、3試合に出場したのみで再びリリースされ、その後現役引退を表明しました。

引退後

引退後は、解説者やコーチとして活動する傍ら、自身の経験を活かした講演活動なども行っています。

プレースタイル

ペイシンガーは、スピードとアジリティを活かしたプレーが特徴です。特にスペシャルチームでは、その運動能力を活かして相手の攻撃を阻止する役割を担っていました。また、ディフェンスでは、相手のラン攻撃に対して果敢にタックルし、チームに貢献しました。

NFLでの通算成績

スペンサー・ペイシンガーのNFLでの通算成績は、以下の通りです。

出場試合数: 80試合
タックル数: 128回
サック数: 0回
インターセプト数: 0回

関連情報

NFL.com: スペンサー・ペイシンガーのNFL公式サイトのプロフィール（英語）
ESPN: ESPNのプロフィール（英語）
Pro-Football-Reference: Pro-Football-Referenceのページ（英語）
スペンサー・ペイシンガー (@SpittyP) - X（旧Twitter）

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