スーパーJチャンネルくまもと

スーパーJチャンネルくまもと

『スーパーJチャンネルくまもと』は、熊本朝日放送（KAB）が制作したローカルニュース番組で、1998年10月5日から2005年9月30日、さらに2017年4月3日から2019年3月29日まで放送されていました。この番組は、地域のニュースやイベント情報を中心に構成され、熊本県内の視聴者に親しまれてきました。通称は『Jチャンくまもと』です。

番組の歴史と変遷

番組は1998年にスタートし、初めは『（ANN）スーパーJチャンネル』や『スーパーJチャンネル九州・沖縄』といった他のローカルネットワークとともに、約2時間のオムニバス形式で放送されました。開局当初は『5時です!くまもとスーパーJチャンネル』として知られており、視聴者に新鮮な情報を提供することを目的としていました。

その後、番組名が『スーパーJチャンネルくまもと』に変更され、2005年には一旦放送を終了しましたが、2017年に11年半ぶりに復活しました。この復活に際しては、同年放送されていた『くまパワ』の後を受ける形で再開されました。再放送が開始されると、地域の話題を軸にしたコンテンツが展開されました。

2018年には、番組の途中で別の短い番組『シリタカ!』も組み込まれました。このことで、視聴者にとって多様な情報源としての役割が強化されました。また、年末には『スーパーJチャンネル』の番組が特別にフルネット放送されるなど、特別企画も行なわれました。

出演者

この番組のメインキャスターには、舩津真弓と柴田理美が務めていました。二人は日替わりで担当し、地域ニュースの提供に努めました。気象情報は米田祐太が担当し、視聴者が必要とする天候情報を確実に届けていました。加えて、朝日新聞熊本総局長の西田慎介が金曜日のコメンテーターとして出演し、より深い視点からの解説を行いました。

放送時間

放送の時間帯は初期から徐々に変更され、1998年から2000年にかけては17:00から18:25の時間帯で放送されていました。以降、放送時間は段階的に短縮され、2005年には16:54から18:15の間に放送されていました。

2017年の復活後は18:25から18:54の時間帯で放送され、2018年からはさらに放送時間を延長し、18:25から19:00まで拡大された形で放送されました。

番組終了

2019年3月29日に放送は終了し、最後の日は通常の放送時間より短縮されて放送されました。これにより、約21年にわたる『スーパーJチャンネルくまもと』の歴史が幕を閉じました。

まとめ

『スーパーJチャンネルくまもと』は、熊本の地元ニュースを積極的に伝えることで地域の情報発信に大きく寄与してきました。視聴者にとって信頼できる情報源として機能し、地域に根ざしたメディアであることの重要性を再認識させる存在だったと言えるでしょう。

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