セガ・ロジスティクスサービス

株式会社セガ・ロジスティクスサービスについて

株式会社セガ・ロジスティクスサービス（SEGA Logistics Service Co., Ltd.）は、1995年に設立され、セガサミーホールディングスの傘下にあるグループ企業です。主にアーケードゲームやその関連機器の物流、保守、サポートを専門とし、通称「SLS」として広く知られています。

事業の内容

SLSは、アーケードゲーム関連の様々な業務を行っています。主には、セガやカプコンが提供するアーケードゲーム機の物流、保守、サポートを担当しています。特に、アーケードゲームに関するアフターサービスを手がけており、カプコンからも業務を受託しています。これにより、同社は過去のメダルゲームや最新機器に至るまで、幅広く技術支援を提供しています。

加えて、中古アーケードゲームの売買仲介、自社開発のゲームセンター向け運営支援製品の販売、自動車教習所向けのドライビングシミュレーターやライディングシミュレーターの販売も行っています。これらの製品は、一般ユーザー向けにも展開されています。また、セガのアーケードゲームやアミューズメント景品の海外販売も手掛けており、国際的なビジネスにも関与しています。

歴史の背景

設立当初から、SLSは物流に特化した企業として成長してきました。2004年にはパソコン用の復刻版セガサターンコントロールパッドをリリースし、様々な技術革新に貢献してきました。特に2009年から取り組んでいるアーケードゲーム機のメンテナンス受託は、カプコンからの業務移管をはじめ、より多様なニーズに応える要因となっています。

2021年には、本社を大田区南蒲田から住友不動産大崎ガーデンタワーに移転し、東日本事業所も川崎市に移りました。これによって、セガが創業時の地である羽田から完全に撤退することとなりました。企業のフットプリントが変化し、効率的な運営体制を目指していることが窺えます。

具体的な事業所

セガ・ロジスティクスサービスの拠点は、東京を中心に広がっています。具体的には、東京都品川区に本社を構え、神奈川県川崎市には東日本事業所、千葉県佐倉市には2つの事業所（佐倉南総事業所、佐倉事業所）を持っています。また、印旛郡栄町には矢口事業所があり、ここではレトロアーケードゲームの整備・保存が行われています。

各地域の拠点

• - 本社: 東京都品川区西品川1-1-1（住友不動産大崎ガーデンタワー11階）
• - 東日本事業所: 神奈川県川崎市川崎区夜光2-4-1 ESR川崎夜光ディストリビューションセンター3階
• - 佐倉南総事業所: 千葉県佐倉市宮本365-1
• - 佐倉事業所: 千葉県佐倉市大作1-3-4
• - 矢口事業所: 千葉県印旛郡栄町矢口神明5-3-2
• - 関西拠点: 大阪府東大阪市若江東町6-7-46
• - 九州拠点: 福岡県福岡市博多区博多駅南5-7-5

このように、セガ・ロジスティクスサービスは多岐にわたる事業を展開しており、常に進化し続ける企業です。今後の成長にも期待が寄せられています。

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