セクシーJ

セクシーJ（お笑い芸人）

セクシーJ（本名：種田穣一郎）は、1979年8月15日生まれ、東京都葛飾区出身のお笑い芸人。フリーで活動しており、かつてはオフィス北野やラフィーネプロモーションに所属していました。

生い立ちと経歴

裕福な家庭に育ち、学習院初等科から高等科まで進学。東京造形大学では都市環境を学びました。大学卒業後は造園家を目指し、奈良で修行後、都内の造園会社に就職。日本橋三越の屋上庭園管理を担当するなど、植木職人として腕を磨きました。

植木職人として働く傍ら、美大予備校時代の仲間と映像制作活動を行っていました。マキタスポーツのライブ映像制作に協力したことがきっかけで、マキタを師と仰ぎ、2007年に『マキタ学級大文化祭』のお笑いコンテストでデビュー。当初は本名の「種田J」で活動していましたが、マキタに「裸で汗まみれの姿がセクシー」と言われたことから「セクシーJ」に改名しました。

オフィス北野に所属中は、ビジネス交流会BNIにも参加。経営者向けのライブ『月刊 セクシーJ 洗っていいとも！』を開催するなど、異色の活動を展開しました。新宿ロフトプラスワンのゴングショーで優勝し、単独イベントも開催。『マキタ学級大文化祭』では、ピエール瀧に「人類最古の古典芸を継ぐ男」と評されました。

2013年には、日本テレビ『芸人報道』で最優秀芸人に選ばれました。

芸風

セクシーJの代表的なネタは、裸に綱と御幣、ストッキングに入れた玉をぶら下げた姿で行う「宝玉洗い」や「金玉洗い48手」など。これらの芸は、神聖な奉納芸として位置づけられています。この芸が生まれたきっかけは、マキタスポーツの自宅でヨレヨレのスウェットを手を使わずに履き脱ぎする練習中、裸で汗だくになった姿を見たマキタから、「金玉洗いの芸をやってみたらどうだ？」と提案されたことでした。ただし、本人はこの芸について「テレビに出れないんじゃないですかね」と懸念も抱いています。

人物

祭り巡りや温泉巡りを趣味としており、植木職人としての経験も10年に及びます。

出演

テレビ
芸人報道（日本テレビ）
映画
赤い蝋燭（ダーティー工藤監督作品）
ラジオ
森脇健児のサタデーミーティング（KBS京都ラジオ）
マキタスポーツラジオはたらくおじさん（アール・エフ・ラジオ日本）
舞台
神戸チキンジョージ「平成幕府」(音楽・舞台)
イベント
サマーソニック 2013
その他
* クリープハイプ鬼初回限定盤 特典映像「尾崎世界観脱退〜そして、尾崎はいなくなる〜」(種田世界観 役)

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