セコムトラストシステムズ

セコムトラストシステムズ株式会社について

セコムトラストシステムズ株式会社は、セコム株式会社のグループ企業として、情報通信・BPO・ICT事業を展開するIT企業です。データセンター事業、情報セキュリティサービス、大規模災害対策サービスを主軸とし、企業のITインフラを支える様々なソリューションを提供しています。

主な事業内容

データセンター事業: 高度なセキュリティと信頼性を誇るデータセンターを運営し、ハウジングやコロケーション、ホスティングサービスを提供しています。
情報セキュリティサービス: サイバー攻撃対策ソリューションをはじめ、ゲートウェイセキュリティ、エンドポイントセキュリティ、メールセキュリティなど、多層防御でお客様のシステムを脅威から守ります。
大規模災害対策サービス: 安否確認サービス、緊急連絡網サービス、緊急地震速報サービスなど、災害発生時における事業継続を支援するサービスを提供しています。
文書電子化・電子契約: ペーパーレス化を促進する文書電子化サービスや、契約業務を効率化する電子契約サービスを提供しています。
人事部様向けクラウド(HRテック): 勤怠管理、給与明細電子化、年末調整など、人事部門の業務効率化を支援するクラウドサービスを提供しています。
電子認証サービス: WebTrust基準に適合したSSLサーバー証明書の発行や、プライベートCAサービスを提供しています。
クラウドサービス: マネージドクラウドサービスを提供し、柔軟なITインフラ構築を支援しています。
ネットワーク: 回線接続サービスやシステムオペレーションなど、ネットワークに関する幅広いサービスを提供しています。
コンサルティング: IT戦略策定やシステム導入に関するコンサルティングサービスを提供しています。
システム開発: お客様のニーズに応じたシステム開発を行っています。

セコム安否確認サービス

法人向けSaaSサービスである「セコム安否確認サービス」は、2024年3月末時点で約8,950社、約830万人が利用する大規模なサービスです。災害発生時における従業員の安否確認を迅速かつ確実に行うことができ、企業のBCP（事業継続計画）対策を支援します。

電子認証サービス

WebTrust基準に適合した国内唯一のルート認証局として、純国産のSSLサーバー証明書を発行しています。企業のウェブサイトやシステムにおけるセキュリティを確保し、信頼性の高いオンライン取引を支援します。

沿革

セコムトラストシステムズは、複数の企業の統合を経て、現在の形となりました。以下に主な沿革を記載します。

1985年: セコムネット株式会社、セコムソフトウェア株式会社を設立
1985年: 日本電信電話株式会社と合弁で、日本コンピュータセキュリティ株式会社を設立
1991年: セコム情報システム株式会社を設立
1994年: セコム情報システム株式会社が株式会社コスモ・エイティを統合、東京インターネット株式会社を設立
1995年: セコムシステム開発株式会社を設立、セコム情報システム株式会社が株式会社日本マイクロシステムを統合
1997年: 日本ダスコム株式会社を設立
1998年: エントラストジャパン株式会社を設立し、電子認証事業に参入
2000年: セコムグループ各社のIT関連部門を統合し、セコムトラストネット株式会社を発足
2001年: セコム情報システム株式会社がセコムシステム開発株式会社を統合
2004年: 日本で初めてWebTrustを取得、法人向けSaaSサービス「セコム安否確認サービス」を開始
2006年: セコムトラストネット株式会社とセコム情報システム株式会社が合併し、セコムトラストシステムズ株式会社となる
2010年: 「セキュアデータセンター 新館」を開設
2013年: 警視庁とサーバー犯罪共同対処協定を締結、「セキュアデータセンター 別館」「セキュアデータセンター 大阪」を開設
2020年: 女性活躍と次世代育成支援への取り組み行動計画を策定
2023年: セコム安否確認シリーズをISMAP等クラウドサービスリストに登録、本社を新宿に移転
2024年: マルチステークホルダー方針を公開

今後の展望

セコムトラストシステムズは、2025年にセキュアデータセンター東京第4センターを新設予定であり、データセンター事業の更なる強化を目指しています。また、情報セキュリティや災害対策における技術力を活かし、より安全で安心な社会の実現に貢献していきます。

事業所所在地

本社は東京都新宿区にあり、その他に原宿、飯田橋、目白台、三鷹、名古屋、大阪、広島など、全国にオフィスを展開しています。

外部リンク

セコムトラストシステムズ
BPO・ICT事業｜セコムグループの事業

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