セゾン投信

セゾン投信株式会社について

セゾン投信株式会社は、2006年6月12日に設立された日本の投資信託委託会社です。設立当初は株式会社クレディセゾンの100%出資子会社でしたが、2014年9月に日本郵便株式会社が40%の株式を取得し、資本提携を行いました。現在の代表取締役社長は園部鷹博氏です。

事業内容

セゾン投信は、主に投資信託の設定・運用・販売を行っています。特徴的なのは、自社で直接投資信託を販売する「直販投信」の形態をとっている点です。これにより、顧客との直接的な関係を築き、より質の高い情報提供やサポートを目指しています。また、一部の証券会社や銀行、セゾンポケットといった金融機関でもセゾン投信の投資信託が取り扱われるようになり、より幅広い層の投資家が利用できるようになっています。さらに、個人型確定拠出年金（iDeCo）においても、セゾン投信の投資信託が選択肢の一つとして提供されている金融機関もあります。

運用ファンド

設立以来、「セゾン・グローバルバランスファンド」（旧名：セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド）、「セゾン資産形成の達人ファンド」という2つのファンドを主力として運用してきました。2022年からは新たに「セゾン共創日本ファンド」の運用も開始しています。これらのファンドは、長期的な資産形成を目指す投資家からの支持を集めており、純資産残高、運用資産総額ともに大きく成長しています。

業績と受賞歴

設立当初は赤字が続いていましたが、2015年3月期には単年度黒字化を達成しました。また、第三者機関からも高い評価を受けており、リッパーファンドアワードジャパン2016では最優秀ファンド賞を受賞しています。さらに、R&Iファンド大賞も3年連続で受賞するなど、その運用実績は業界内でも高く評価されています。

沿革

2006年6月12日：会社設立
2014年11月26日：日本郵便株式会社と資本・業務提携を発表、日本郵便が40%の株式を取得
2020年6月23日：創業者の中野晴啓氏が代表取締役会長、園部鷹博氏が代表取締役社長に就任
2023年6月28日：中野晴啓氏が代表取締役会長CEOを退任

運用ファンドの状況

2007年：「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」の設定開始
2015年：「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の純資産残高が1,000億円を突破
2017年：2ファンドの合計運用資産総額が2,000億円を突破
2020年：2ファンドの合計運用資産総額が3,000億円を突破
2020年：「セゾン資産形成の達人ファンド」の純資産残高が1,000億円を突破
2021年：2ファンドの合計運用資産総額が4,000億円を突破
2021年：「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」の純資産残高が3,000億円を突破
2022年：「セゾン共創日本ファンド」の設定を開始
2022年：3ファンドの合計運用資産総額が5,000億円を突破
2022年：「セゾン資産形成の達人ファンド」の純資産残高が2,000億円を突破
2022年：「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を「セゾン・グローバルバランスファンド」に名称変更
2023年：3ファンドの合計運用資産総額が6,000億円を突破
2023年：「セゾン・グローバルバランスファンド」の純資産残高が4,000億円を突破
2023年：3ファンドの合計運用資産総額が7,000億円を突破

関連情報

関連項目
投資信託
日本郵便
セゾングループ
クレディセゾン

外部リンク
セゾン投信株式会社
セゾン投信株式会社 (saisonam) - Facebook

セゾン投信は、長期的な視点での資産形成をサポートする企業として、今後も成長が期待されています。

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