セブン&アイ・ネットメディア

株式会社セブン・アイ・ネットメディア

株式会社セブン・アイ・ネットメディア（Seven & i Net Media Co.,Ltd.）は、日本の大手企業、株式会社セブン・アイ・ホールディングスの100%出資により設立された完全子会社です。この会社は、グループ内のIT関連事業を一手に統括する役割を担っており、その業務は多岐にわたります。

子会社と傘下企業

セブン・アイ・ネットメディアは、いくつかの重要な傘下企業を持っています。まず、株式会社セブンカルチャーネットワークがあります。この会社は、91.8%の出資を受けており、残りの資本はセブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、そごう・西武が出資しています。セブンカルチャーネットワークは、カルチャーセンター事業や旅行販売業務を展開し、地域社会に根ざしたサービスを提供しています。

さらに、株式会社日テレ7も関与しており、ここはインターネット通販に特化した企業です。セブン・アイ・ネットメディアは、日テレ7に直接15%、間接で5%の出資を行っています。合計すると、グループ全体で日テレ7には約35%の出資をしていることになります。日テレ7は、日本テレビ放送網の51%子会社であり、メディアと通販の連携を図る重要な役割を果たします。

過去には、株式会社ニッセンホールディングスも傘下企業のひとつでした。ニッセンは通販大手として知られ、2024年に全株式が株式会社歯愛メディカルに売却される予定です。

沿革

設立から現在まで

株式会社セブン・アイ・ネットメディアは2008年7月11日に設立されました。設立当初から、セブン・アイ・ホールディングスの完全子会社としての位置づけであり、IT関連の事業を進めてきました。

次の年、2009年1月15日には子会社として株式会社セブンカルチャーネットワークが設立され、当社は70%を出資しました。また、同年3月24日には、日立製作所と共同設立した合弁会社「株式会社セブンインターネットラボ」を始動させています。さらに、2009年にはセブン・アイグループの資本・業務提携に基づき、株式会社ぴあの第三者割当増資を引き受けるなど、成長を続けました。

2014年には、株式公開買付け及び第三者割当増資引き受けにより、ニッセンホールディングスを傘下に加えることで規模を拡大しました。また、2016年11月1日にはニッセンを完全子会社化し、グループの統一化を進めました。

2024年7月1日には、ニッセンホールディングスを株式会社歯愛メディカルに売却し、新たな展開が期待されています。

まとめ

セブン・アイ・ネットメディアは、IT関連事業を中心に成長を続ける企業グループの中核を担う存在です。傘下企業との連携を深めながら、多様なビジネスモデルを展開し、より多くのユーザーにサービスを提供しています。今後の展開に期待が寄せられています。

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