セルヒオ・コルドバ

セルヒオ・ドュバン・コルドバ・レザマは、1997年8月9日生まれ、ベネズエラのグアリコ州カラボソ出身のサッカー選手です。現在は、トルコのプロサッカーリーグであるスュペル・リグに所属するアランヤスポルでフォワードとしてプレーしています。

クラブでのキャリア

コルドバは、2013年にベネズエラの強豪クラブであるカラカスFCに入団しました。2015年7月22日、リーグ戦のトゥカネス・デ・アマゾナス戦でトップチームデビューを果たし、その試合でプロ初ゴールを記録しました。2016年シーズンには、チームのリーグ戦4位に貢献し、2017年のコパ・スダメリカーナ出場権獲得に貢献しました。

2017年7月4日、ドイツのブンデスリーガに所属するFCアウクスブルクへの移籍が決定し、ヨーロッパでの挑戦をスタートさせました。その後、2020年8月17日には、アルミニア・ビーレフェルトへ1年間のローン移籍を経験しました。

2022年2月3日、MLS（メジャーリーグサッカー）のレアル・ソルトレイクに、2022年シーズン終了までのローン移籍で加入しました。レアル・ソルトレイクでは、公式戦34試合に出場し、11ゴールと2アシストを記録する活躍を見せました。

2023年2月21日、カナダのバンクーバー・ホワイトキャップスに2025年までの契約（1年の契約延長オプション付き）で移籍しました。しかし、2023年9月15日には、トルコのアランヤスポルへ移籍しています。

ベネズエラ代表としてのキャリア

コルドバは、2017年に開催された2017 FIFA U-20ワールドカップの出場権をかけた南米ユース選手権のメンバーに選出され、チームの3位入賞と本大会出場権獲得に貢献しました。U-20ワールドカップ本大会では、初戦のドイツ戦でチームの2点目を記録し、続くバヌアツ戦では2得点を挙げました。さらに、グループリーグ最終戦のメキシコ戦でも先制ゴールを決め、チームを3戦全勝でのグループリーグ突破に導き、大会準優勝を果たしました。コルドバは、この大会で大きな注目を集めました。

フル代表としては、2017年9月1日のコロンビア戦でデビューを果たしました。

セルヒオ・コルドバは、その才能と努力で、ベネズエラ国内だけでなく、ヨーロッパ、北米、そして再びヨーロッパと、様々な国で活躍の場を広げています。今後の活躍にも注目が集まる選手です。

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