『
センコロール2』は、2019年に公開された
アニメーション映画であり、
宇木敦哉が監督・脚本・キャラクターデザインを手掛けています。2009年に公開された『
センコロール』の続編として、多くのファンが待ち望んだ作品です。
概要
本作は、AnimeJapan 2014で発表され、当初は2014年夏の公開を予定していました。しかし、制作の遅れにより公開時期が延期され、最終的に2019年6月29日に前作と合わせて『
センコロール コネクト』として劇場公開されました。
登場人物
テツ/アマミヤテツ
声 -
下野紘
センコを操る高校生。常に不機嫌そうな表情を浮かべています。前作でセンコに右腕を食われたことがきっかけで、センコが右腕の代わりをしています。
センコ
テツが身に着けている謎の白い生物。仏頂面のぬいぐるみのような外見をしています。食べたものの形に変身する能力を持ち、今作では主にナイフ、機関銃、ロープなどの武器や道具に変身します。
ユキ
声 -
花澤香菜
テツと同じ高校に通う女子高生。前作に引き続き、テツ、シュウ、カナメたちの争いに巻き込まれます。「
センコロール2」では、テツの代わりにセンコを操る場面も。
シュウ
声 -
木村良平
前作でセンコを狙って街にやってきた少年。今作では右目に眼帯をしています。ある組織から追われている身です。
カナメ
声 -
高森奈津美
シュウを追ってテツたちの住む街にやってきた少女。勝気で喧嘩っ早い性格です。
ゴトウダ
声 -
赤羽根健治
カナメをサポートする謎の組織の一員。冷静で落ち着いた青年です。
ケイ
声 -
森谷里美
ユキの友人。しっかり者です。
41号(カニ)
シュウが連れている生物。円盤状の体に触手のような四肢を持っています。高い運動能力を持ち、姿を消すことも可能です。足は切断されてもすぐに再生します。
16号(ハンペン)
カナメが連れている巨大生物。四角い頭に一つ目を持っています。巨大な腕を振るって戦い、空を自由に飛ぶことができます。瞳から強力な光線を放つことも可能です。
3号(コウモクテン)
カナメが連れているもう一匹の超巨大生物。巨大な目玉を下にして浮遊しています。普段は宇宙空間で人工衛星のように漂っており、目玉で対象の位置を特定します。
用語
ドローン/タコ
謎の組織における、センコのような謎の白い生物の総称。
コントロール/リンク
センコたちを操る能力。操る際には頭からアンテナのような触覚が伸び、電気信号のようなもので命令を送ります。テツ、シュウ、カナメでそれぞれ呼び方が異なります。
ねじれ
他人のドローンを奪い取る特殊能力。
スタッフ
監督・脚本・絵コンテ・キャラクターデザイン:
宇木敦哉
原画:
宇木敦哉、高橋裕一
動画検査:村松千鶴
音響監督:
岩浪美和
エグゼクティブプロデューサー:
岩上敦宏
プロデューサー:林健一
音楽:ryo (supercell)
制作協力:
CloverWorks
製作・配給:
アニプレックス