セント・メリーズ・インターナショナル・スクール

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールについて

セント・メリーズ・インターナショナル・スクール（St. Mary's International School）は、東京都世田谷区に位置するインターナショナルスクールで、1954年に設立以来、カトリック教育を基礎にした教育理念を大切にしています。
ここでは、幼稚園から高等学校までの課程が整っており、特に英語を主な教育言語とし、日本語は外国語として教えられています。生徒は約60カ国から集まり、毎年異なる国籍構成が見られることがこの学校の特色となっています。

学校の特徴と教育方針

セント・メリーズでは、国際的な資格認定を受けており、国際バカロレア（IB）をはじめ、WASCやCIS認定校でもあります。これにより、生徒たちはグローバルに通用する教育を受けながら、日本の大学への進学も視野に入れることができるため、多様な選択肢があります。実際に、AO入試を通じて慶應義塾大学への進学実績もあるなど、その教育の質は高く評価されています。

教育環境と行事

学校は文化祭のようなイベントは行っていないものの、音楽発表やビンゴ大会、カーニバルなど、生徒や保護者が主体となったイベントが開催されています。特にカーニバルでは、在日公館の協力を得て料理や物販が行われ、多国籍な雰囲気が楽しめます。これにより、地域社会とのつながりも育まれています。

部活動と学校生活

中学校と高校では本格的な部活動が盛んで、多様な運動部や文化部が活動しています。特に運動部では、関東の外国人向け学校のリーグに参加し、その中でも卓越した成績を収めることもあります。文化部では、オーケストラや合唱、ドラマなど多彩な活動があり、特に合唱団は国内外での公演も行っており、歌手や音楽家を輩出しています。

交通アクセスと制服

セント・メリーズのキャンパスへのアクセスは、東急田園都市線や大井町線から徒歩圏内で、低学年の生徒はスクールバスを利用することも可能です。また、制服が設定されており、学年によって異なる種類の制服が用意されています。これは生徒たちに学校の一員であることの誇りを持たせるための重要な要素とされています。

有名な出身者

歴史的に、多くの著名な卒業生を輩出してきたセント・メリーズ。牧師やタレント、建築家、実業家など、様々な分野で活躍している卒業生がいます。これにより、学校の提供する教育の幅広さや影響力が伺えます。

結論

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールは、カトリックの理念に基づき、国際的な視野に立った教育を展開することで、多様なバックグラウンドを持つ生徒たちに対して質の高い学びの場を提供しています。生徒たちは今日のグローバル社会で必要となるスキルを身につけ、成長していくことができる環境が整っています。

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