ゼロ・コーポレーション (企業)

株式会社ゼロ・コーポレーション：安全・安心、そして環境に配慮した住まいづくり

株式会社ゼロ・コーポレーションは、京都府京都市に本社を置く京阪グループの不動産会社であり、住宅会社です。1981年の創業以来、3つの事業柱である「不動産事業」「注文住宅事業」「建築施工事業」を通して、住まいづくりにおけるプロフェッショナルパートナーとして、地域社会に貢献しています。

安全・安心、そして100年住宅

同社は、お客様に安全で安心できる住まいを提供することに注力しています。特に、主力ブランドである『ゼロホーム』は、その理念を体現した住宅シリーズです。「ゼロホームの100年住宅」というコンセプトのもと、環境負荷を低減しながらも、長く安心して暮らせる高品質な住宅を提供しています。2012年からは、すべての新築住宅に国産材を使用しており、日本の森林資源の保全にも積極的に取り組んでいます。

環境への配慮と持続可能な取り組み

木材の持続可能な利用を促進するため、2020年には宮崎県、同森林組合連合会、同木材協同組合連合会と「森林資源の循環利用推進に関する協定」を締結しました。さらに、2021年には「苗木を還そうプロジェクト」を開始し、使用した木材の分だけ苗木を植林する取り組みを行っています。これは、日本の豊かな森林資源を守り育てるための同社の強い意志を示すものです。

透明性と顧客満足度向上への取り組み

ゼロ・コーポレーションは、高い透明性を重視し、顧客との信頼関係構築に努めています。「雨漏り情報」「お客様アンケート」「メンテナンス記録」「建築現場」といった情報を公開することで、顧客からのフィードバックを積極的に取り入れ、より良い家づくりに活かしています。

発展の歴史と今後の展望

1981年の「京都住宅販売」設立から始まり、1996年に社名を「株式会社ゼロ・コーポレーション」に変更。その後、積極的な事業展開を行い、京都府内を中心に、尼崎、守口、そして神戸にも拠点を拡大。展示場も複数展開し、お客様にとって身近な存在となっています。近年は、京阪ホールディングスの子会社となり、グループ全体のシナジー効果を生かしながら、さらなる発展を目指しています。近年は高性能住宅「BASE3」シリーズの展開や、メタバース空間への進出など、時代の変化に対応した新たな取り組みにも積極的に挑戦しています。

具体的な取り組み例

2020年：宮崎県と森林資源循環利用に関する協定締結
2021年：「苗木を還そうプロジェクト」開始
2022年：『くるみん』認定取得、健康宣言制定、高性能住宅「BASE3」始動
2023年：健康経営優良法人認定取得、伊丹・草津展示場オープン、ゼロホームVR住宅展示場公開

これらの取り組みを通して、株式会社ゼロ・コーポレーションは、単なる住宅会社ではなく、地域社会に貢献し、持続可能な社会の実現を目指す企業として、その存在感を高めています。これからも、安全・安心・環境に配慮した住まいづくりを追求し、顧客満足度の向上に努めていくことが期待されます。

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