ソウル女子大学校

ソウル女子大学校 (Seoul Women's University)

ソウル女子大学校は、大韓民国ソウル特別市蘆原区に本部を置く私立大学です。略称は「ソウル女大」（ソウルヨデ）。プロテスタント系の女子大学として知られています。

沿革

1960年12月12日にキリスト教財団法人の正義学園によって設立されました。当初は単科大学でしたが、1988年11月10日に総合大学へと改編され、現在のソウル女子大学校という名称になりました。

キャンパス

キャンパス内には約24棟の建物があり、自然豊かな環境が特徴です。キャンパスの南側は蘆原路に接続する花郎路51番道に面しており、アクセスも便利です。周辺には、ソウル科学技術大学校や陸軍士官学校などがあります。

各種施設

第1科学館: 自然科学部と環境生命科学部の学生が利用する実習室、実験室、講義室、研究室があります。
第2科学館: 理系の一部の学科と情報メディア学部の学生が利用する施設です。APEXギャラリーや舞踊室、ジムも併設されています。
バロム記念館: 初代学長のコ・ファンギョン博士の旧宅を記念館として活用。予約制で内部を見学できます。
シャロームハウス: 2008年に新築された寮で、食堂、ジム、洗濯室、祈祷室、セミナー室、コンピューター室などが完備されています。
国際生活館: ドラマ「ノンストップ」のロケ地としても知られる旧寮です。
バロム教育館: バロム人格教育のための寄宿施設です。
三角の森: キャンパス中央にある芝生広場。広告のロケ地としても使用されました。
大講堂: 祈祷会や大規模な講演会、公演などが開催されます。
コミョンウ記念館: 大学院の授業で主に使用されます。
行政館: 大学の主要な部署が入っており、入学管理局、国際協力部、総長室などがあります。
50周年記念館: 大学設立50周年を記念して建てられました。

教育および研究

バロム教育: ソウル女子大学独自の教育プログラムで、キリスト教的人格教育を基盤としています。アイデンティティ教育、関係教育、実践教育を通じて、リーダーシップを育成します。
自己選択専攻学部: 入学後1年間、セミナーやワークショップなどを通して学び、2年次以降に専攻を決定できる制度です。
韓国語夏期集中課程: 日本の女子大学生を対象とした韓国語教育プログラムです。文化体験や交流会も行われます。
語学堂: 外国人向けの韓国語教育機関で、男性の入学も可能です。

学部

人文大学: 韓国語韓国文学科、英語英文学科、仏語仏文学科、独語独文学科、中国語中国文学科、日本語日本文学科、史学科、キリスト教学科
社会科学大学: 経済学科、経営学科、文献情報学科、社会福祉学科、児童学科、行政学科、言論映像学部、教育心理学科
自然科学大学: 数学科、化学科、被服学科、園芸生命造園学科、生命環境工学科、食品工学科、食品栄養学科、体育学科、視覚デザイン学科
情報メディア大学: コンピューター学科、情報保護学科、マルチメディア学科、コンテンツデザイン学科
美術大学 (アートアンドデザインスクール): 現代美術専攻、工芸学科、産業デザイン学科、先端メディアデザイン専攻

大学院

一般大学院
教育大学院
社会福祉·キリスト教大学院
セラピー治療専門大学院

日本の協定校

作新学院大学、目白大学、昭和女子大学、青山学院大学、聖心女子大学、桜美林大学、白百合女子大学、同志社大学、同志社女子大学、神戸親和大学、長崎外国語大学、大分大学、椙山女学園大学など、多数の大学と協定を結んでいます。

主な出身者

イ・ボヨン (俳優)、ハン・ジミン (俳優)、シン・イェジ (元フィギュアスケート選手)、ミン・ヒジン (アートディレクター)、コ・ユンジョン (俳優)、チョ・ムンジョン (俳優)などがいます。

もう一度検索