ソニック・シンディケイト

ソニック・シンディケイト（Sonic Syndicate）

ソニック・シンディケイトは、スウェーデンに拠点を置くメタルコアバンドです。バンドのスタイルは、結成当初はツインボーカルによるメロディックデスメタルでしたが、徐々に音楽性を変化させ、メタルコアやオルタナティブ・メタルへと移行しました。近年では、ポップ・ロックの要素を取り入れた楽曲も見られるものの、2018年以来は活動を休止しています。

バンドの成り立ちと歴史

ソニック・シンディケイトは2002年にリチャード・スンネソン（Vo）、ロジャー・スンネソン（G）の兄弟と彼らの従弟ロビン・スンネソン（G）を中心に結成されました。当初は「フォールン・エンジェルズ」という名前で活動を始め、その後エポックメイキングなデモCDを3枚リリースします。

2004年12月にはピヴォタル・ロッコーディングと契約し、同時にバンド名を現在の「ソニック・シンディケイト」に改名しました。2005年にはデビューアルバム『エデン・ファイヤー』を発表し、続く2006年にはバンド・コンテストにて勝利を収めてニュークリア・ブラストと契約します。次いで、2007年には2ndアルバム『オンリー・インヒューマン』、2008年には3rdアルバム『ラヴ・アンド・アザー・ディザスターズ』をリリースしました。

メンバーの変遷と活動の休止

その後、バンドのメンバーに変化があり、2009年にネイサン・J・ビグスが加入し、2010年には4thアルバム『ウィー・ルール・ザ・ナイト』が発表されます。ところが、同年、創設メンバーの一人であるリチャードが脱退し、ローランド・ヨハンソンとリチャードを中心に新たにジ・アンガイデッドが結成されます。

2011年9月、ロジャーがバンドの活動休止を発表し、2012年にはライヴに出演しましたが、その後ロジャーも脱退しました。2013年にはバンドの再活動を知らせ、新アルバムのレコーディングに取り掛かりました。

2014年には5thアルバム『ソニック・シンディケイト』をリリースし、翌年の2015年にはカリン・アクセルソン（B）が脱退し、ミシェル・バールゼーンが新たに加入します。2016年には新しい音楽レーベル、デスポッツ・レコードと契約し、10月には6thアルバム『Confession』をリリースしましたが、その後は活動が途絶え、2018年以降はソーシャルメディアの更新もなく、現在は活動休止状態にあります。

現在のラインナップ

ソニック・シンディケイトの現メンバーは、ネイサン・J・ビグス（Vocals）、ロビン・スンネソン（Guitar）、ミシェル・バールゼーン（Bass）の3名です。過去には多くのメンバーが在籍しており、ローランド・ヨハンソンやリチャード・スンネソンなどの名前が挙げられています。

このバンドの音楽は、メタル、オルタナティブ、ポップの要素を融合させており、特にそのエネルギッシュな演奏とメロディーの魅力がファンに支持されてきました。今後の活動再開に期待が寄せられていますが、現時点ではその動きに関する情報は得られていません。

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