ソン・デ・レイ

ソン・デ・レイ (Son de Rey)

ソン・デ・レイは、テキサス州オースティンを拠点に活動するラテンロックバンドです。バンド名「ソン・デ・レイ」は、英語で「Sound of King」（サウンド・オブ・キング）を意味します。

来歴

2010年、ルイス・ミカエル・ラミレスは、大学卒業後にCraigslistでバンドメンバー募集の広告を目にし、ダビド・モレノと出会います。ダビドは自身のバンド「ソン・デ・レイ」にルイスをサポート・ヴォーカルとして誘いました。

ルイスの加入後、バンドメンバーの入れ替わりを経て、ルイスがメイン・ヴォーカルとなり、デボラ・モレノ、ダビド・モレノ、マルク・ルイスらと共にバンドは再出発します。この再編を機に、バンドの音楽的方向性が明確になります。テキサスに住むメキシコ系アメリカ人のバンドとして、自分たちのルーツを探求し、白人とヒスパニック、両方の聴衆を満足させる音楽を目指すことになりました。その結果、歌詞はスペイン語やスパングリッシュを多用し、メロディも伝統的なクンビアのサウンドやラテンビートと、現代的なポップや電子音楽系のサウンドを融合させた、オルタナティヴな楽曲を生み出すスタイルを確立しました。

2012年には、グラミー賞受賞ミュージシャンのファビアン・エルナンデス（Fabian Hernández）のプロデュースを受け、EP「Ojos Azules」をリリースしました。

2013年のオースティン・ミュージック・アウォーズでは、「Best Performing Band/Best Latin Rock Act」部門で4位、「Best Performing Band/Best Latin Traditional Act」部門で3位、「Best of the Year/Best New Austin Act」で3位にノミネートされるなど、高い評価を受けました。翌2014年のオースティン・ミュージック・アウォーズでも、「Best Performing Latin Band」部門で2位、「Best Performing World Music Band」部門で4位に選ばれ、テキサス州を中心にその名を知られるようになりました。

2015年5月には、再びファビアン・エルナンデスのプロデュースによる初のフルアルバム「Ojos Azules」をリリース。同月には、第8回パチャンガ・ラティーノ・ミュージック・フェスティバルに出演し、ライブパフォーマンスを披露しました。

ディスコグラフィー

シングルおよびEP盤

Ojos Azules - EP (2012)
Pray for a Lover - Single (2014)

フルアルバム

Ojos Azules (2015)

メンバー

ルイス・ミカエル・ラミレス（Luis Mikael Ramírez）: 男性ヴォーカル
デボラ・モレノ（Deborah Moreno）: 女性ヴォーカル
ダビド・モレノ（David Moreno）: キーボード
マルク・ルイス（Marc Ruiz）: ドラムス
エリク・カリストゥリ（Eric Calistri）: ギター
ダビド・モレノ・シニア（David Moreno Sr.）: エレクトリックベース

外部リンク

ソン・デ・レイ 公式サイト（英語）)
ソン・デ・レイ（英語） on facebook
ソン・デ・レイ（英語） on iTunes

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