ダイナスティゴルフクラブ北広島

ダイナスティゴルフクラブ北広島

ダイナスティゴルフクラブ北広島（Dynasty Golf Club）は、北海道北広島市に広がる、自然豊かな景観に溶け込んだゴルフコースです。その歴史は半世紀以上に及び、度重なる経営母体や名称の変更を経て、現在に至ります。株式会社ダイナスティリゾートが運営を担っており、同社は北海道内に「ダイナスティゴルフクラブ有明」も所有しています。

コース概要

このゴルフ場は、27ホール、総ヤーデージ9306ヤード、パー108というスケールを誇ります。約185万平方メートルにも及ぶ広大な敷地に展開され、プレーヤーには多様な戦略性が求められます。バックティーからのコースレートは70.0と、競技志向のゴルファーにとっても十分な挑戦を提供します。グリーンの種類はペンクロスベントが採用されています。コース設計は、数々の名コースを手掛けたピーター・トムソン氏によるものです。各コースには、プレーをさらに面白くする特徴的な指定ホールが設けられています。

• - ドラコンホール：あかしやコース(HOLE 9)、しらかばコース(HOLE 8)、らいらっくコース(HOLE 9)
• - ニアピンホール：あかしやコース(HOLE 6)、しらかばコース(HOLE 2)、らいらっくコース(HOLE 5)
• - ドラタンホール：あかしやコース(HOLE 2)、しらかばコース(HOLE 4)、らいらっくコース(HOLE 6)

沿革

当ゴルフ場は、1972年（昭和47年）9月20日、「札幌後楽園カントリークラブ」として産声を上げました。当時の経営は、株式会社後楽園スタヂアム（現在の株式会社東京ドーム）の子会社であった株式会社北海道後楽園が行っていました。開場からわずか数年後の1981年（昭和56年）7月末から8月にかけては、第49回日本プロゴルフ選手権大会が開催され、青木功選手が通算11アンダー、277ストロークで見事優勝を飾るという、日本のゴルフ史に名を刻む舞台となりました。

長い間、株式会社東京ドームを親会社とする体制が続きましたが、2007年（平成19年）5月31日、株式会社東京ドームは株式会社北海道後楽園の事業（ゴルフ場およびスキー場）をセントレジャー・グループに売却することを決定します。これにより、2008年（平成20年）には名称を「セントレジャーゴルフクラブ札幌」と改め、新たな経営体制の下で再スタートを切りました。しかし、経営主体の変更はこれで終わりではありませんでした。2011年（平成23年）4月15日、セントレジャーグループの子会社であった株式会社セントレジャー・オペレーションズが運営していたこのゴルフ場とスキー場は、今度はキタコー株式会社の子会社である株式会社マインズコーポレーションに売却されました。そして、同年8月20日、正式に現在の名称である「ダイナスティゴルフクラブ北広島」へと改称され、今日に至っています。複数回にわたる経営権の移転と名称変更を経ながらも、北海道におけるゴルフコースとしての存在感を保ち続けています。

所在地・アクセス

ゴルフ場は北海道北広島市仁別152に位置しています。自動車でのアクセスは、道央自動車道北広島インターチェンジを利用すると便利です。札幌市内からは車で約40分程度の距離にあります。公共交通機関を利用する場合は、JR千歳線北広島駅で下車後、タクシーを利用するのが一般的で、所要時間は約25分を見込んでください。

近隣には、同じグループが運営するダイナスティスキーリゾートがあり、夏期・冬期を通じてレジャーを楽しむことができるエリアです。

もう一度検索