ダニエル・メンディック(Daniel Mendick)は、
1993年9月28日生まれ、
アメリカ合衆国ニューヨーク州ロチェスター出身の
プロ野球選手です。
内野手として、右投右打で、MLBの
シカゴ・ホワイトソックスに所属しています。
経歴
プロ入りとホワイトソックス時代
2015年のMLBドラフトで、
シカゴ・ホワイトソックスから22巡目(全体652位)で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキー級の
アリゾナリーグ・ホワイトソックスでデビューし、49
試合に出場。
打率.256、5本
塁打、27
打点、8
盗塁を記録しました。
2016年には、A級カナポリス・インティミディターズ、A+級ウィンストン・セイラム・ダッシュ、AAA級
シャーロット・ナイツと、複数の階級でプレーし、合計115
試合に出場。
打率.255、2本
塁打、36
打点、8
盗塁の成績を残しました。
2017年は、A+級ウィンストン・セイラムとAA級
バーミングハム・バロンズでプレーし、合計125
試合に出場。
打率.256、10本
塁打、51
打点、12
盗塁を記録しました。オフには
アリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属しました。
2018年はAA級バーミングハムでプレーし、132
試合に出場。
打率.247、14本
塁打、59
打点、20
盗塁を記録しました。
2019年、マイナーではAAA級シャーロットでプレーし、133
試合に出場。
打率.279、17本
塁打、64
打点、19
盗塁を記録しました。同年9月3日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のクリーブランド・インディアンス戦で代走としてメジャーデビューを果たしました。この年、メジャーでは16
試合に出場し、
打率.308、2本
塁打、4
打点を記録しました。
2020年は33
試合に出場し、
打率.243、3本
塁打、6
打点を記録しました。
2021年は
打率.220、2本
塁打、20
打点という成績でした。チームは地区優勝を果たし、ポストシーズンのロースターにも選ばれました。
2022年シーズンは、6月22日に右膝の前十字靭帯断裂という重傷を負い、シーズンを終えることとなりました。オフにはノンテンダーFAとなりました。
メッツ時代
2022年12月22日に
ニューヨーク・メッツと1年100万ドルのメジャー契約を結びました。開幕はマイナーオプションにより傘下AAA級
シラキュース・メッツで迎えましたが、6月24日に
エドゥアルド・エスコバーが
ロサンゼルス・エンゼルスにトレード移籍したことに伴い、メジャーに昇格しました。10月24日にFAとなりました。
ホワイトソックス復帰
2024年2月8日に
シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、古巣に復帰。4月22日にアクティブ・ロースター入りを果たしました。
選手としての特徴
ダニエル・メンディックは、
内野手としてユーティリティ性があり、複数のポジションをこなせる点が強みです。打撃面では、高いミート能力と状況に応じた対応力を持っています。走塁面でも積極性を見せ、
盗塁も記録しています。怪我に苦しむ時期もありましたが、着実にステップアップを重ね、メジャーでの活躍を目指しています。
年度別成績
(省略)
背番号
20(2019年 - 2022年)
15(2023年)
* 0(2024年 - )