ダラス・ライル・マクファーソン(Dallas Lyle McPherson ,
1980年7月23日 - )は、
アメリカ合衆国ノースカロライナ州グリーンズボロ出身の元
プロ野球選手です。右投左打の
三塁手として活躍しました。
経歴
プロ入りとエンゼルス時代
1998年のMLBドラフトで
アトランタ・ブレーブスから指名を受けるも入団せず。
2001年のMLBドラフトでアナハイム・エンゼルスから指名されプロ入り。
2004年にメジャーデビュー。同年、AA級・AAA級・メジャーの合計で43本
塁打を記録。
2005年は
三塁手として期待されるも、腰痛などで不振に終わる。
2006年は怪我と打撃不振に苦しみ、40
試合の出場に留まる。この年、メジャー昇格後初となる
一塁手としてプレー。
2007年は背中の手術のため全休し、オフに解雇。
マーリンズ時代
2008年、フロリダ・マーリンズと契約。正
三塁手候補として期待されたが、11
試合の出場に留まり、2009年に解雇。
ジャイアンツ傘下時代
2009年、
サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結ぶも、背中の治療のため1年間全休。
アスレチックス傘下時代
2009年、
オークランド・アスレチックスとマイナー契約。2010年は傘下AAA級でプレーし、22本
塁打を記録。オフにFA。
ホワイトソックス時代
2011年、
シカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約。5月にメジャー昇格を果たすも、11
試合で
打率.133と振るわず。
2012年はAAA級でプレー後、自由契約となる。
ホワイトソックス退団後
2012年、
ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約。AAA級でプレー後、FA。
2013年はドジャースの
スプリングトレーニングに参加後、自由契約。その後、
アトランティックリーグでプレー。
現役引退後
2018年、
トロント・ブルージェイズ傘下A級の監督に就任。その後、A級監督、ブルージェイズのスキル開発コーディネーター、守備コーディネーターを歴任。
2023年、
ピッツバーグ・パイレーツ傘下AAA級のベンチコーチに就任。
詳細情報
年度別打撃成績は省略します。
背番号
23 (2004年 - 2005年)
8 (2006年、2008年)
45 (2011年)
プレースタイル
強打が魅力の
三塁手として期待されましたが、度重なる故障に泣かされ、そのポテンシャルを十分に発揮することができませんでした。しかし、マイナーリーグでは多くの本
塁打を記録するなど、長打力は健在でした。引退後は指導者として、若手選手の育成に力を注いでいます。