ダンズビー・スワンソン

ジェームズ・ダンスビー・スワンソン

ジェームズ・ダンスビー・スワンソン（James Dansby Swanson）は、1994年2月11日生まれのアメリカ合衆国ジョージア州ケネソー出身のプロ[[野球選手]]であり、MLBのシカゴ・カブスに所属しています。ポジションは遊撃手で、右投右打の選手です。愛称は「ダンズ」。プライベートでは、プロサッカー選手のマロリー・ピューと結婚しています。

経歴

プロ入り前

スワンソンは、2012年のMLBドラフトでコロラド・ロッキーズから指名されていますが、その時は契約に至らず、ヴァンダービルト大学に進学しました。大学時代には、未来のメジャーリーガーであるウォーカー・ビューラーやソニー・グレイのチームメイトとしてプレーしました。彼の大学1年目は、怪我の影響で出場試合数が限られるも、成長の期待をかけられました。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2015年、スワンソンはMLBドラフト1巡目でアリゾナ・ダイヤモンドバックスに選ばれ、プロの道を歩み始めました。契約締結後、A-級ヒルズボロ・ホップスでプロデビューし、初めての成績を残しました。

ブレーブス時代

2015年のオフに、トレードによりアトランタ・ブレーブスに移籍します。2016年にはメジャー契約を結び、ミネソタ・ツインズとの試合でメジャーデビュー。この年は38試合に出場し、好成績を収めました。

2017年には144試合に出場し、リーグの中でも貴重な遊撃手としての存在感を示しました。2018年には怪我に悩まされながらも、守備力を大きく向上させ、シーズン終了後には手術を受けました。また、2020年はCOVID-19の影響で短縮シーズンとなる中、全試合出場の偉業を達成します。

2021年はキャリアハイとなる27本塁打を記録し、チームはワールドシリーズに進出。彼はブレーブスの26年ぶりの優勝に貢献しました。2022年にはFAとなり、ブレーブスからはオファーが提示されたものの、これを断りました。

カブス時代

2022年12月、シカゴ・カブスと7年契約を結んだスワンソン。契約の背景には、妻のマロリーがNWSLのシカゴ・レッドスターズに所属していることが影響を与えています。2023年には、オールスターゲームに2度選ばれるも、怪我により辞退するということもありました。

選手の特徴

スワンソンの強みは、ノマー・ガルシアパーラにインスパイアされた広がりのある打撃スタイルと、試合の大舞台で見せる精神的な強さ、そしてチームリーダーとしての素養です。大学時代から二塁手としてプレーしていた経験も影響し、遊撃手としての守備力向上が期待されています。

詳細情報

主な記録

• - ゴールドグラブ賞（遊撃手部門）：2回（2022年、2023年）
• - オールスター・フューチャーズゲーム選出：1回（2016年）
• - MLBオールスターゲーム選出：2回（2022年、2023年）

背番号

• - 2（2016年）
• - 7（2017年 - 現在）

スワンソンは、これからも進化を続け、MLBでの存在感をさらに大きくしていくことが期待されています。

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