ダン・ストレイリー

ダニエル・スティーブン・ストレイリー

ダニエル・スティーブン・ストレイリー（Daniel Steven Straily, 1988年12月1日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロ野球選手（投手）。現在はリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル（メキシカンリーグ）のメキシコシティ・レッドデビルズに所属しています。その赤髪から、スペイン語で「赤」を意味するロホ（Rojo）という愛称で親しまれています。

プロ入り前

カリフォルニア州で生まれ、オレゴン州ペンドルトンで育ちました。地元のリトルリーグで野球を始め、高校はペンドルトン高等学校とサーストン高等学校を経て、西オレゴン大学、マーシャル大学へと進学しました。

MLBでのキャリア

オークランド・アスレチックス

2009年のMLBドラフト24巡目でオークランド・アスレチックスから指名を受けプロ入り。A-級、A級、A+級と順調にステップアップし、2012年にはAA級、AAA級で好成績を収め、8月にはメジャー昇格を果たしました。翌日にはトロント・ブルージェイズ戦でメジャー初先発し、好投を見せました。2013年には先発ローテーションに定着し、10勝を挙げています。

シカゴ・カブス

2014年7月、トレードでシカゴ・カブスへ移籍しました。

ヒューストン・アストロズ

2015年1月、再びトレードでヒューストン・アストロズへ移籍しますが、ここでは十分な結果を残せませんでした。

シンシナティ・レッズ

2016年3月、シンシナティ・レッズへ移籍。この年、先発ローテーションに復帰し、規定投球回をクリア。リーグ最多タイの被本塁打を記録するなど課題も見られましたが、チームトップの14勝を挙げました。

マイアミ・マーリンズ

2017年1月、トレードでマイアミ・マーリンズへ移籍しました。

ボルチモア・オリオールズ

2019年4月、ボルチモア・オリオールズと契約。しかし、同年中に自由契約となっています。

フィラデルフィア・フィリーズ

2019年7月、金銭トレードでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍しました。

韓国プロ野球(KBO)でのキャリア

ロッテ・ジャイアンツ

2019年12月、韓国プロ野球のロッテ・ジャイアンツと契約。2020年にはチーム最多勝、最多奪三振を記録する活躍を見せました。しかし、2021年は最多敗戦を記録し、再契約には至りませんでした。2022年途中にも再びロッテと契約し、一定の成績を収めましたが、翌年は不調のためシーズン途中で自由契約となりました。

その後

2022年は、ダイヤモンドバックスとマイナー契約。
2024年は、カブスとマイナー契約をしましたが、結果を残せず自由契約。

2025年からはメキシカンリーグでプレーしています。

投球スタイル

平均144km/hのフォーシーム、ツーシームに加え、スライダー、チェンジアップ、カーブを織り交ぜます。かつては制球力が武器でしたが、メジャー昇格後はむしろ制球に苦しむ場面も見られます。奪三振能力は高いものの、球の軽さから被本塁打が多いのが課題です。

詳細情報

年度別投手成績は省略（必要に応じてMLB、ESPNなどのリンクを参照）
背番号
67（2012年 - 2014年途中）
19（2014年途中 - 同年終了）
47（2015年）
58（2016年 - 2018年、2020年 - 2021年、2022年途中 - 2023年途中）
* 53（2019年）

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