ダン・プリーサックとは？意味をやさしく解説

ダニエル・プリーサック：剛腕リリーバーから人気アナリストへ

ダニエル・トーマス・"ダン"・プリーサック（Daniel Thomas "Dan" Plesac、1962年 2月4日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州出身の元プロ野球選手。

1980年のMLBドラフトでセントルイス・カージナルスから指名を受けるも、大学へ進学。1983年のMLBドラフトでミルウォーキー・ブルワーズから1巡目指名を受け、プロ入りを果たします。

1986年4月11日にメジャーデビュー。マイナー時代は先発投手でしたが、メジャーではリリーフとして起用されます。すると、1年目から51試合に登板し、10勝7敗14セーブ、防御率2.97という好成績を記録しました。

1987年からはクローザーを任され、その才能を開花させます。この年から4年連続で20セーブ以上を挙げ、3年連続でオールスターゲームに選出されるなど、球界を代表するリリーバーとして活躍しました。

先発転向に挑戦した時期もありましたが、再びリリーフに戻り、1993年から引退する2003年まで、11年連続で50試合以上に登板し続けるなど、タフな一面も見せました。

通算1064試合の登板数は、2016年シーズン終了時点でメジャーリーグ歴代7位という記録です。

引退後は、2005年から2008年までコムキャスト・スポーツネット・シカゴ局でキャスターを務め、2009年からはMLBネットワークのアナリストとして活動しています。

同じくメジャーリーガー（投手）であるザック・プリーサックは甥にあたります。また、別の甥には、CJ・アレクサンダーとブレイズ・アレクサンダーというメジャーリーガー（内野手）の兄弟がいます。

MAX150km/hを超える速球とスライダーを武器に、打者をねじ伏せる本格派左腕。リリーフとして短いイニングに全力を注ぎ込むスタイルで、多くのファンを魅了しました。

MLBオールスターゲーム選出：3回（1987年 - 1989年）
通算1064試合登板

37（1986年 - 1992年、1994年）
32（1993年）
19（1995年 - 2003年）

関連項目

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