チェッキュウ!!

『チェッキュウ!!』の概要

『チェッキュウ!!』は、TVQ九州放送が制作し、番組の合間に数回放送していた短編番組です。2005年4月にスタートし、新たなマスコットキャラクター「モニ太」がその魅力を高めました。それ以前の情報番組「みちゃりぃ」の後を受けての新しい形態の番組として始まりました。

番組には立花麻理アナウンサーが登場し、モニ太と共にTVQで放送される番組の予告や情報を視聴者に伝えました。内容は多岐にわたり、日々のイベント情報や簡単な料理レシピ、西鉄福岡（天神）駅のソラリアステージにある雑貨店「インキューブ」で見つけられるおもしろグッズの紹介など、視聴者の日常を彩る情報を提供しました。時にはTVQのスタジオを離れ、他の場所で収録されることもあり、臨場感あふれる内容が魅力となりました。

番組内容と特徴

チェッキュウ!!は、その日の放送内容によって異なるテーマが取り上げられました。たとえば、イベントの告知や日常生活に役立つヒント、さらには特別な料理の作り方も放送されることがありました。また、視聴者の欲求に応じて、特集内容も多様化され、飽きさせることがありませんでした。

一方、放送のスタイルは立花麻理アナウンサーが中心となって進行され、彼女のアロハシャツ姿が印象的でした。天候や放送の時間帯によっては、Tシャツ姿で登場することもありました。特に土曜の夕方に放送される際には、TXNニュースを挟んで立花がニュースの読み上げを行うこともあり、その姿が視聴者にとって新鮮な体験を提供しました。

視聴者とのつながり

立花麻理アナウンサーは、この番組を通じてモニ太をまるでペットのように溺愛しており、その姿が視聴者に温かい印象を与えていました。実際、立花以外の同局のアナウンサーがモニ太と共演することはほとんどなく、彼女にとって特別な存在となっていることがうかがえます。

また、番組で紹介されたおもしろグッズは「インキューブ」で主に購入できるもので、モニ太に関連したグッズも同店で取り扱われています。そのため、視聴者は番組を見ながら同じ商品を手に入れることができ、双方向の楽しさを感じられる仕組みとなっていました。

番組の歴史と進化

『チェッキュウ!!』は2009年3月に一旦終了し、同年4月には『cafe7』という新たな番組に生まれ変わりました。この新しい番組も、立花アナウンサーが出演し、初期の『チェッキュウ!!』のスタイルを一部受け継ぎながら、音楽紹介など新しい要素を取り入れることによって、さらなる進化を遂げました。その後2012年10月には『cafe7』と並行して『チェッキュウ!!』が再放送されるようになり、再び多くのファンに親しまれる形となりました。

このように、様々な工夫を凝らし続けた『チェッキュウ!!』は、地域に密着した番組として、高い人気を誇りました。視聴者との深いつながりを大切にし、エンターテインメントを提供し続けたこの番組は、また一つの歴史を刻んでいったのです。

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