立花麻理

立花麻理 — 地域放送に貢献したアナウンサーの軌跡

立花麻理（たちばな まり）は、1981年8月3日生まれで、元TVQ九州放送のアナウンサーです。彼女は埼玉県さいたま市浦和区に生まれ、その後岩手県盛岡市で育ちました。彼女のアナウンサーとしてのキャリアは、多くの人に影響を与え、地域のメディア界に貢献してきました。

人物・経歴

立花は小学生の頃に家族の都合で盛岡市に移り住みました。高校時代には新体操部に所属し、インターハイにも出場するなど、スポーツにも力を入れていました。共立女子大学国際文化学部を卒業後の2004年に、彼女はTVQ九州放送に入社しました。特筆すべきは、立花がTVQの生え抜きのアナウンサーである点です。彼女は他局からの移籍が多い中で、TVQの看板アナウンサーとして様々な番組に出演しました。

入社時の新人研修ではテレビ東京本社で、同期の松丸友紀や滝井礼乃と共に学びました。彼女は地上デジタル放送推進大使としても活動し、新しいメディアの推進に貢献しました。2012年8月には音楽家と結婚し、2014年には第一子を妊娠。その後、2015年9月に職場復帰を果たしましたが、その際に元南日本放送アナウンサーの古山かおりが彼女の代役として活躍しました。2022年7月末にはTVQを退社しました。

エピソード

立花は大学時代にRKB毎日放送の川添麻美と一緒にラジオDJのバイトをしていた経験があります。また、2010年3月に退社した義山望とは、同じ職場で親交を深めており、義山がミヤギテレビに転職する際には食事をともにしたこともあり、彼女のブログにその様子が綴られています。立花は美しいスタイルと爽やかな笑顔で、週刊誌に「注目の地方局の女子アナウンサー」として取り上げられたこともありました。

特に、2009年の冬に大きなイメージチェンジを実施し、ロングヘアからショートカットに変えたことが話題になりました。彼女の公式ブログは更新頻度が高く、産休中にも日常の様子を綴るなど、ファンとのコミュニケーションを大切にしていました。

立花は2010年2月から放送されるアナログテレビ放送終了の告知CM「地デジバンドシリーズ」でヴォーカルを担当するなど、多彩な活動を行っていました。さらに、「モヤモヤさまぁ〜ず2」の博多編に出演した際には、MCを務めていた大江麻理子と福岡のつながりについて語る一幕もありました。

過去の担当番組

彼女は多くの番組でキャスターやMCとして活躍し、主な担当番組には『VIVA!SPORTAS』や『NEWS FINE FUKUOKA』、また『ばりすご☆ボイガー7』や『原口あきまさの福岡耳よりTV 'ふくみみ'』などがあります。

立花はその明るいキャラクターと、業務に対する真剣な姿勢で多くの視聴者に愛され、地方メディアにおける重要な存在であり続けました。彼女の足跡は、これからのアナウンサーたちにとっても大きな道標となることでしょう。

もう一度検索