チャド・スミス (1995年生の投手)

ロドニー・チャド・スミス：MLBでの軌跡

ロドニー・チャド・スミス（Rodney Chad Smith）は、1995年6月8日、アメリカ合衆国アラバマ州マッカラで生まれました。現在はニューヨーク・メッツの傘下でプレーするプロ野球選手（投手）であり、右投右打の選手です。

プロ入り前

マッカラのマカドリー高等学校を卒業後、ウォーレス州立コミュニティ・カレッジに進学し、2年間大学野球で腕を磨きました。2015年のMLBドラフトではクリーブランド・インディアンズから23巡目（全体694位）で指名を受けましたが、契約には至らず、ミシシッピ大学に進学。オール・ミス・レベルズの一員として大学野球を続けました。

マイアミ・マーリンズ傘下時代

2016年のMLBドラフトで、マイアミ・マーリンズから11巡目（全体323位）で指名を受け、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

2017年には、A級グリーンズボロ・グラスホッパーズで34試合に登板し、3勝2敗3セーブ、防御率2.93、52奪三振という成績を記録しました。

2018年はA+級ジュピター・ハンマーヘッズで30試合に登板し、5勝3敗12セーブ、防御率3.57、45奪三振をマークしました。

2019年には、A+ジュピターとAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプの2球団で合計34試合に登板。3勝2敗6セーブ、防御率4.54、46奪三振を記録しました。

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグの開催が中止となり、公式戦での登板機会はありませんでした。

コロラド・ロッキーズ時代

2020年8月13日、ヘスス・ティノコとのトレードでコロラド・ロッキーズへ移籍しました。

2021年はAAA級アルバカーキ・アイソトープスで36試合に登板し、2勝1敗3セーブ、防御率2.97、37奪三振を記録しました。

2022年5月28日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。翌5月29日の対ワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビューを果たしました。7回裏に救援登板し、1回を無失点に抑える好投を見せました。この年はメジャーで15試合に登板しました。

オークランド・アスレチックス時代

2022年12月6日、ジェフ・クリスウェルとの交換トレードでオークランド・アスレチックスへ移籍しました。

2023年はAAA級ラスベガス・アビエイターズでシーズンを迎え、4月12日にメジャー昇格を果たしました。同日のボルチモア・オリオールズ戦では、2イニングを1被安打3奪三振無失点に抑え、メジャー初勝利を挙げました。しかし、その後は安定した成績を残せず、11月6日にFAとなりました。

ニューヨーク・メッツ傘下時代

2023年12月26日、ニューヨーク・メッツとマイナー契約を締結。2024年のスプリングトレーニングには招待選手として参加することになりました。

人物

祖父のノーム・ゾーシンも、1950年代にメジャーリーグでプレーしていたという野球一家の出身です。

ロドニー・チャド・スミスの今後の活躍に期待が高まります。

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