チャーラル・ソユンジュ

チャーラル・ソユンジュ：トルコのディフェンダー

チャーラル・ソユンジュ（Çağlar Söyüncü）は、1996年5月23日トルコ・イズミル出身のサッカー選手で、トルコ代表としても活躍しています。現在は、スュペル・リグの強豪フェネルバフチェSKに所属し、ディフェンダーとしてチームを支えています。

クラブでのキャリア

フライブルク

2016年、ソユンジュはブンデスリーガに昇格したSCフライブルクに加入。8月28日のヘルタ・ベルリン戦でデビューを果たしました。その才能はすぐに注目を集め、冬の移籍市場ではリール、ASローマ、ビジャレアルCF、マンチェスター・シティFCといった名だたるクラブからの関心が報じられました。

レスター・シティ

2018年8月9日、レスター・シティFCと5年契約を締結。移籍金は推定1900万ポンドと報じられました。10月27日のウェストハム戦でプレミアリーグデビューを飾りますが、最初のシーズンは出場機会に恵まれず、ベンチを温める日々が続きました。

しかし、2019-20シーズンに転機が訪れます。ハリー・マグワイアのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍により、出場機会が大幅に増加。11月3日のクリスタル・パレス戦では初ゴールを記録しました。守備の要としてチームを牽引し、ヨーロッパリーグ出場権獲得に大きく貢献。その活躍が認められ、プレミアリーグベストイレブンに選出されるという栄誉に輝きました。

2023年6月5日、出場機会の減少とレスターのチャンピオンシップ降格を受け、2022-23シーズン限りでクラブを退団。

アトレティコ・マドリード

2023年7月5日、フリーでアトレティコ・マドリードに加入し、4年契約を結びました。しかし、層の厚いセンターバック陣の中でポジションを確保できず、出場機会は限られました。2023年12月23日のセビージャFCとのリーグ戦では途中交代後、わずか4分で退場処分を受けるなど、不遇の時期を過ごしました。

2024年1月29日、出場機会を求めて、2023-24シーズン終了まで母国トルコのフェネルバフチェSKへレンタル移籍することが決定しました。

フェネルバフチェ

2024年7月1日、1年の延長オプション付き3年契約でフェネルバフチェSKへ正式に移籍。トルコでの新たな挑戦をスタートさせました。

代表でのキャリア

2015年11月にトルコ代表に初招集され、ギリシャ代表戦でベンチ入りを果たしました。2016年3月には、親善試合のスウェーデン代表戦で代表デビュー。同年5月には、UEFA EURO 2016の暫定メンバーに選出されましたが、最終登録メンバーからは外れました。

2018年6月1日のチュニジアとの親善試合で代表初得点を記録。以降、トルコ代表の重要な戦力として活躍しています。

タイトル

レスター・シティ

FAカップ：2020-21
FAコミュニティ・シールド：2021

個人

トルコ年間最優秀選手：2019
PFA年間ベストイレブン：2019-20

チャーラル・ソユンジュは、その強靭なフィジカルと高い戦術理解度で、これからも国内外で活躍を続けることが期待される選手です。

もう一度検索