チャーリー・カルバーソン

チャールズ・エドワード・カルバーソン：多才なユーティリティプレイヤーの軌跡

チャールズ・エドワード・カルバーソン（Charles Edward Culberson, 1989年4月10日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州出身のプロ野球選手です。右投右打で、投手、内野手、外野手としてプレー経験があります。現在はフリーエージェント（FA）となっています。

プロ入りとジャイアンツ時代

2007年のMLBドラフトで、サンフランシスコ・ジャイアンツから1巡目追補（全体51位）で指名されプロ入りを果たしました。同期には、ジョシュ・スモーカーもいます。ルーキーリーグでのデビュー後、着実にステップアップを重ね、2011年にはAA級まで昇格。同年オフにはジャイアンツとメジャー契約を結び、40人枠入りを果たしました。

2012年5月にはメジャー初昇格。ダイヤモンドバックス戦でデビューし、二塁手として先発出場を果たしました。しかし、メジャーでは結果を残せず、AAA級へ降格となりました。

ロッキーズ時代

2012年7月、マルコ・スクータロとのトレードでコロラド・ロッキーズへ移籍。AAA級で好成績を残し、2013年にはメジャーへ昇格。47試合に出場し、打率.293を記録しました。2014年は開幕ロースター入りを果たすも、打率は低下し、2015年は故障者リスト入り。オフにFAとなりました。

ドジャース時代

2015年11月、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約。2016年にはメジャー契約を結び、開幕25人枠入りを果たしました。同年9月25日には、球団専属アナウンサーであるビン・スカリーの本拠地最終実況試合で、ナショナルリーグ西部地区優勝を決めるサヨナラ打を放ちました。しかし、オフには40人枠を外れ、AAA級へ配属。2017年はAAA級で過ごし、9月にメジャー契約を結びました。

ブレーブス時代

2017年12月、マット・ケンプとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍。2018年には113試合に出場し、打率.270、12本塁打を記録しました。2019年オフにノンテンダーFAとなるも、マイナー契約で再契約。2020年はメジャー契約を結び、ポストシーズンにも出場しました。オフにFAとなりました。

レンジャーズ時代

2020年12月、テキサス・レンジャーズとマイナー契約。2021年はメジャー契約を結び、95試合に出場しました。オフにFAとなり、2022年はマイナー契約で再契約。開幕ロースター入りを果たしました。

レイズ傘下時代

2023年2月、タンパベイ・レイズとマイナー契約を結びましたが、開幕前に自由契約となりました。

ブレーブスへの復帰と投手転向

2023年3月、古巣アトランタ・ブレーブスとマイナー契約。5月にメジャー契約を結びましたが、出場機会はなく、7月に再びDFA。FAとなり、マイナー契約を結び直しました。シーズン終了後、FAとなりました。

2024年、34歳にして投手に転向し、ブレーブスとマイナー契約で再契約。スプリングトレーニングで登板しましたが、結果を残せず自由契約となりました。

プレースタイル

カルバーソンは、内野の複数ポジションに加え、外野もこなせるユーティリティプレイヤーです。打撃では、パンチ力があり、走塁も得意としています。また、ムードメーカーとしてもチームに貢献する存在です。晩年は投手に転向するなど、常に新しい挑戦を続ける姿勢は、多くのファンに感動を与えています。

年度別打撃成績、投手成績、守備成績

（省略）

背番号

33（2012年）
23（2013年 - 2014年）
6（2016年）
37（2017年）
16（2018年）
8（2019年 - 2020年）
2（2021年）
11（2022年）
* 53（2023年）

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