チャールズ・ガルシア

チャールズ・ガルシア（Charles Wayne García Jr.、1988年10月13日生まれ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはフォワード、センター。恵まれた体格（208cm、104kg）を生かしたプレーが特徴です。

プロ入り前

ガルシアは、Susan Miller Dorsey High Schoolを卒業後、リバーサイド・シティ大学に進学。2シーズンプレーした後、NCAA1部のシアトル大学に転校し、1シーズンプレーしました。2010年のNBAドラフト候補にも名前が挙がりましたが、指名には至りませんでした。

プロキャリア

大学卒業後、ガルシアは、2010年のNBAサマーリーグにニューヨーク・ニックスの一員として参加し、2試合に出場。その後、トルコのターキッシュ・バスケットボール・リーグのオヤック・ルノーに加入しましたが、2試合の出場のみで退団。その後、Dリーグ（現Gリーグ）のユタ・フラッシュ、メキシコのポトロスITSONを経て、2011年1月にDリーグのアイオワ・エナジーに加入し、チームのDリーグ優勝に貢献しました。

2011年12月にはアトランタ・ホークスと契約しましたが、試合に出場することなくウェイバー公示。その後、Dリーグのスーフォールズ・スカイフォースとフォートウェイン・マッドアンツでプレーし、Dリーグオールスター2012にも出場を果たしました。

2012年のNBAサマーリーグにはフェニックス・サンズの一員として参加し、5試合に出場。その後、スペインリーガACBのバロンセスト・フエンラブラダに加入し15試合に出場した後、2013年1月に退団。2ヶ月後にはプエルトリコBSNリーグのAtléticos de San Germánに入団し、2ヶ月間プレーしました。

2013-2014シーズンは、バーレーンのアル・ムハッラクとアル・イテハドでプレー。2014年のNBAサマーリーグにはワシントン・ウィザーズの一員として参加し、4試合に出場。その後、韓国KBLの高陽オリオンズとソウル三星サンダースでプレーした後、2015年3月にプエルトリコBSNリーグのVaqueros de Bayamónに加入しました。2015-2016シーズンも引き続きVaqueros de Bayamónでプレーしましたが、2016年1月にはアイスランドのグリンダヴィークに移籍しました。

2016年10月には、Dリーグドラフトでオースティン・スパーズから指名を受け、同チームに加入。2017年11月には、台湾の超級籃球聯賽(SBL)の台湾銀行に入団。

2018年4月には、フィリピンプロバスケットボールリーグの強豪Barangay Ginebra San Miguelに外国人枠で加入しましたが、同年5月には自由契約。同年7月には横浜ビー・コルセアーズへの加入が発表されました。しかし、出場5試合中4試合で退場処分を受けるなど、チームに貢献することができず、同年10月には契約解除。同年12月には、台湾の超級籃球聯賽(SBL)の富邦勇士に入団しました。

ベリーズ代表

ガルシアは、バスケットボールアメリカ選手権（FIBA AmeriCup）COCABA予選(2018)にベリーズ代表として出場しています。

プレースタイル

ガルシアは、自身のプレースタイルについて、｢身体能力と屈強な体躯｣と｢ユーティリティー性｣を挙げています。ボール運び、インサイド、アウトサイドのプレー、シュートなど、1番から5番までのポジションをこなせる能力が特徴です。

大学卒業時のDraftExpressの評価では、高身長と屈強な肉体、機動性と瞬発力が評価される一方、プレータイムと相手チームからのマークに対する対応力、ディフェンスへの意識の低さが課題として指摘されていました。

その他

横浜ビー・コルセアーズのオフィシャルブーストソングでは、｢強いカラダと強い気持ちで　七つの海を乗り越えた　No.36 チャールズ・ガルシア｣と紹介されていました。

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