チョ・ジヌン

チョ・ジヌン：韓国を代表する名優

チョ・ジヌン（조진웅）は、1976年3月3日生まれ、釜山広域市出身の韓国を代表する俳優です。身長185cmという恵まれた体格と、確かな演技力で、映画、ドラマ、舞台と幅広い分野で活躍しています。SARAMエンターテインメントに所属。

略歴

慶星大学校演劇映画学科を卒業後、2004年に映画『マルチュク青春通り』で俳優デビューを果たしました。その後、『高地戦』、『悪いやつら』、『ファイ 悪魔に育てられた少年』、『群盗』といった話題作に次々と出演し、その存在感を確立していきました。特に、韓国映画観客動員数歴代1位を記録した『バトル・オーシャン 海上決戦』では、名バイプレーヤーとして強い印象を残しています。

2014年には、映画『最後まで行く』でパク・チャンミン役を演じ、第51回百想芸術大賞映画部門最優秀演技賞、第35回青龍映画賞助演男優賞を受賞し、高い評価を得ました。

2016年には、tvNドラマ『シグナル』での演技が絶賛され、第1回アジア・アーティスト・アワードドラマ部門およびtvN10アワード演技部門で大賞を受賞しました。このドラマは、彼の代表作の一つとして広く知られています。

2018年には、映画『暗殺』と第69回カンヌ国際映画祭ノミネート作品『お嬢さん』への出演が評価され、アカデミー賞を主催する米映画芸術科学アカデミー（AMPAS）の会員に選出されました。同年公開の主演映画『毒戦 BELIEVER』は、上半期で国内唯一の観客動員数500万人を突破する大ヒットを記録しました。

芸名の「チョ・ジヌン」は、実父の名前から取られています。これは、彼が家族を大切にする気持ちの表れとも言えるでしょう。

主な出演作品

映画

マルチュク青春通り（2004年）
マイ・ブラザー（2004年）
高地戦（2011年）
悪いやつら（2012年）
ファイ 悪魔に育てられた少年（2013年）
最後まで行く（2014年）
群盗（2014年）
バトル・オーシャン 海上決戦（2014年）
暗殺（2015年）
お嬢さん（2016年）
毒戦 BELIEVER（2018年）

テレビドラマ

ソル薬局の息子たち（2009年）
推奴（2010年）
根の深い木（2011年）
シグナル（2016年）
NO WAY OUT：ザ・ルーレット（2024年予定）

舞台

鉢里公主（2001年）
鸚鵡歌（2002年）
マクベス（2003年）

受賞歴

チョ・ジヌンは、数々の映画祭やアワードでその演技力を認められています。

第51回百想芸術大賞 映画部門 最優秀演技賞（2015年、『最後まで行く』）
* 第1回アジア・アーティスト・アワード ドラマ部門 大賞（2016年、『シグナル』）

これらの受賞歴は、彼の才能と努力の証と言えるでしょう。

チョ・ジヌンは、これからも様々な作品で私たちを魅了し続けることでしょう。彼の今後の活躍から目が離せません。

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