ティム・ロカストロ

ティモシー・ロカストロ：MLB を目指すスピードスター

ティモシー・ドナルド・ロカストロ（Timothy Donald Locastro, 1992年7月14日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州オーバーン出身のプロ野球選手。外野手として、現在はサンディエゴ・パドレス傘下でプレーしています。右投右打。

プロ入りとマイナーリーグでの下積み時代

2013年のMLBドラフトで、トロント・ブルージェイズから13巡目指名を受けプロ入り。ルーキー級から着実にステップアップし、A-級では打率.313、32盗塁と才能の片鱗を見せました。

2015年シーズン途中にロサンゼルス・ドジャースへ移籍。A+級、AA級と順調に昇格を重ね、2017年にはAAA級まで到達。2球団合計で打率.308、10本塁打、34盗塁という好成績を記録し、メジャー昇格への道を切り開きました。

メジャーデビューと苦難の時期

2017年9月、念願のメジャーデビュー。しかし、出場機会は限られ、翌年も18試合の出場にとどまりました。その後、ヤンキース、ダイヤモンドバックスとチームを移籍。

2019年にはダイヤモンドバックスで91試合に出場し、打率.250、1本塁打、17打点、17盗塁を記録。また、3度のサヨナラ打を放つなど、勝負強さも見せました。

ヤンキース復帰と怪我

2021年シーズン途中にヤンキースへ移籍するも、ボストン・レッドソックス戦でフェンスに激突し前十字靭帯を断裂。シーズンを棒に振る大怪我に見舞われました。その後、レッドソックスへ移籍するもノンテンダーFAとなり、再びヤンキースと契約するなど、苦難の時期を過ごしました。

メッツ、そしてパドレスへ

2023年はメッツとマイナー契約。そして2024年、サンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。メジャー復帰を目指し、日々奮闘しています。

プレースタイル

ロカストロは、俊足と積極的な走塁が持ち味。また、死球を恐れない大胆な打撃スタイルも特徴です。2019年には、四球よりも死球の方が多いという珍しい記録も残しています。

今後の活躍に期待

数々の苦難を乗り越え、再びメジャーの舞台を目指すティモシー・ロカストロ。そのスピードとガッツ溢れるプレーで、ファンを魅了してくれることを期待しましょう。

年度別打撃成績

(省略)

年度別守備成績

(省略)

背番号

70（2017年 - 2018年）
16（2019年 - 2021年6月30日）
33（2021年7月4日 - 2022年）
26（2023年 - ）

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