ティム・ロープス (野球)

ティモシー・アーロン・ロープス（Timothy Aaron Lopes, 1994年6月24日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身のプロ野球選手です。右投右打のユーティリティープレイヤーとして、MLBのコロラド・ロッキーズ傘下に所属しています。

兄のクリスチャン・ロープスもプロ野球選手（内野手）として活躍しています。

プロ入りからマリナーズ傘下時代

2012年のMLBドラフトで、シアトル・マリナーズから6巡目（全体191位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。プロ入り後は、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・マリナーズでデビュー。その後、A+級ハイデザート・マーベリックスでもプレーし、2球団合計で57試合に出場、打率.313、33打点、7盗塁という成績を記録しました。

2013年はA級クリントン・ランバーキングスで92試合に出場し、打率.272、1本塁打、36打点、10盗塁をマークしました。

2014年はA+級ハイデザートで114試合に出場、打率.238、4本塁打、44打点、18盗塁を記録しています。

2015年はA+級ベーカーズフィールド・ブレイズで123試合に出場し、打率.276、2本塁打、49打点、35盗塁と、着実に成長を遂げました。

2016年にはAA級ジャクソン・ジェネラルズに昇格し、131試合に出場。打率.284、1本塁打、49打点、2盗塁の成績を残しました。また、この年のレギュラーシーズン終了後には、第4回WBCのブラジル代表に選出されましたが、チームは予選で敗退し、本大会への出場は叶いませんでした。

ブルージェイズ傘下時代

2016年9月30日、8月6日に行われたトレードの後日発表選手として、トロント・ブルージェイズへ移籍しました。

2017年は傘下のAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツでプレーし、128試合に出場して打率.271、7本塁打、50打点、19盗塁を記録しました。

2018年はAAA級バッファロー・バイソンズで104試合に出場し、打率.277、2本塁打、29打点、19盗塁の成績を残しましたが、オフの11月2日にFAとなりました。

マリナーズ時代

2019年1月24日にマリナーズとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加。シーズンでは開幕からAAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、7月23日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りを果たしました。翌24日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャーデビューを飾り、この年は41試合に出場して打率.270、1本塁打、12打点、6盗塁を記録しました。

2020年オフの12月18日にDFAとなりました。

ブルワーズ時代

2020年12月22日にウェイバー公示を経てミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。

2021年はメジャーでの出場は7試合に終わり、オフの11月7日にFAとなりました。

ロッキーズ傘下時代

2021年12月15日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を締結し、現在に至ります。

様々なポジションをこなせるユーティリティープレイヤーとして、今後の活躍が期待されています。

背番号
10（2019年 - 2020年）
5（2021年 - ）

代表歴
* 2017 ワールド・ベースボール・クラシック・ブラジル代表

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