テラシマユウカ

テラシマ ユウカ



テラシマ ユウカ(11月5日生)は、日本のアイドルおよび歌手です。大阪府出身で、WACKに所属し、現在はアイドルグループGANG PARADEのメンバーとして活動しています。レーベルはFUELED BY MENTAIKO / ワーナー・ミュージック・ジャパンです。

来歴



彼女のキャリアは、2016年9月に開催されたBiSのオーディションに「テラヤマユフ(仮)」名義で参加したことから始まります。このオーディションの結果、BiSの公式ライバルグループとして発表されたSiS(仮)への参加が決定しました。

同年9月25日、「孫紫苑(ソンシオン)」としてSiS(仮)のメンバーとしてデビューを果たしますが、残念ながらスタッフによる問題行為を理由に、グループの活動はすぐに中止されてしまいます。

しかし、テラシマは諦めず、同年10月6日にはWACK代表の渡辺淳之介氏に直接交渉を行い、その結果「テラシマユウカ」としてGANG PARADEへの加入が発表されました。そして、2016年11月13日、東京・新宿BLAZEで行われたライブにて、GANG PARADEの新メンバーとしてステージデビューを飾ります。

GANG PARADEでの活動を続ける中で、2020年3月28日のWACK合同オーディション最終日において、グループがGO TO THE BEDSとPARADISESの2チームに分裂することが発表されます。これに伴い、彼女は2020年4月1日よりPARADISESの一員として活動することになり、同年5月22日にはニコニコ生放送の配信をもってGANG PARADESとしての活動に区切りをつけました。PARADISESとしては、2020年8月1日に無観客ライブで初パフォーマンスを行っています。

その後、WACK内のグループ再編が進み、2021年10月2日にはTOKYO IDOL FESTIVALにて、PARADISESからGO TO THE BEDSへ移籍することが発表されました。

そして、2022年1月1日にはGANG PARADEの活動が再開され、再びオリジナルグループのメンバーとして活動を続けています。

個人活動



テラシマはグループ活動と並行して、様々な個人活動も展開しています。

2018年10月16日にはアパレルブランド「NEGLECT ADULT PATiENTS」のモデルとしてランウェイデビューを果たしました。

特に注目されるのは、映画に関する豊富な知識と情熱を活かした活動です。2018年11月20日よりStory Writer内で映画コラム「テラシマユウカの映画コラム-それでも映画は、素晴らしい。」の連載を開始しました(全31回)。この成功を受け、2019年6月25日からは同媒体で新たな映画コラム「テラシマユウカの映画コラム-今日はさぼって映画をみにいく」の連載をスタート。このコラムは長く続き、2021年5月19日には連載100回、2023年4月21日には連載200回を達成するなど、読者から厚い支持を得ています。また、Real Soundでも「テラシマユウカの「映画の話しかしてなかった」」というコラムを連載しています。

コラム執筆以外にも、国際短編映画祭 ショートショートフィルムフェスティバル & アジア 2023のオフィシャルSNSナビゲーターに就任したり、「ジョン・カーペンターレトロスペクティブ2022」のパンフレットにコラムを寄稿したりと、多方面で映画愛を発揮しています。さらに、様々な映画作品にコメントを寄せたり、WOWOWオンデマンドの企画で作品を選出したりもしています。

人物



愛称は「ユユ」。公称身長は168センチでしたが、その後170センチに伸びたことを明かしています。4人兄弟の長女です。過去にはBiSHのオーディションを受けた経験があり、高校卒業後は薬学部を目指して浪人し、予備校に通っていた時期があります。

大の映画好きで、一番好きな作品は「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」、トラウマ映画は「仄暗い水の底から」と語っています。読書も好み、平野啓一郎の「マチネの終わりに」を最も好きな小説に挙げています。

好きなブランドはLEBECCA boutique、merry jenny、MARTE、mememiなど。初めて好きになったアイドルは木元みずきで、川口春奈、城田優、千史を憧れの人として挙げています。好きなおにぎりの具はいなり寿司とツナマヨ。ボーカロイドやmajiko、サイダーガールなど、幅広いジャンルの音楽を聴きます。

GANG PARADEのメンバーであるココ・パーティン・ココ、ユイ・ガ・ドクソンと共に派生ユニット「道玄坂マングース」を結成しています。一方で、魚の鱗、恐竜やワニの肌質、サメの顔面が苦手だという一面もあります。

近況



2025年5月17日には、一般男性との結婚と第一子の妊娠を発表しました。

作品



出演映画

『劇場版 BiS誕生の詩』(2017年)
『WHO KiLLED IDOL? -SiS消滅の詩-』(2017年)
『劇場版 アイドルキャノンボール2017』(2018年)

連載コラム

「テラシマユウカの映画コラム-それでも映画は、素晴らしい。」(Story Writer、全31回、2018年11月 - 2019年6月)
「テラシマユウカの映画コラム-今日はさぼって映画をみにいく」(Story Writer、2019年6月 - )
「テラシマユウカの「映画の話しかしてなかった」」(Real Sound、2020年12月 - )

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。