テレビ東京水曜7時枠の連続ドラマ

テレビ東京水曜7時枠の連続ドラマの歴史

テレビ東京での水曜7時枠の連続ドラマは、1965年に始まり、以降多くの作品が放送されてきました。この枠は、主に毎週水曜日の19時から19時30分にかけて放送されており、視聴者にとっては長年親しまれた時間帯です。

初期の作品とその変遷

最初の作品は『宇宙機動隊』で、1965年12月から放送を開始しました。当初は海外の作品が多く、視聴者に新たなエンターテインメントを提供しました。1969年からは、より国内向けの作品が増え、ジャングルを舞台にした『猛獣ジャングル』や『密林の王者ターザン』などが放送されました。これらの作品は、長期間にわたり人気を博しました。

しかし、1974年以降は19時からの枠での放送が中断し、その後は特撮劇が中心となり、1984年に入ると海外ドラマの放送も行われていました。

人気アイドル主演の作品

1985年以降、国内ドラマの傾向が変化し、旬のアイドルを起用したドラマが増えていきます。その一つが『花の聖カトレア学園』で、1985年7月から放送され、翌年1986年3月まで続きました。特に1987年からは、アイドルグループ光GENJIが主演する『あぶない少年』が放送されて話題を呼びました。このシリーズは1989年3月までに3作品が制作され、アイドルファンからの熱い支持を受けました。

近年の作品

その後、2008年4月からは『ケータイ捜査官7』が放送され、この作品は近未来の捜査官を描いたストーリーで、若い世代を中心に人気を集めました。これにより水曜7時枠は再び新たな視聴者層を獲得しました。

放送作品の一覧

この枠で放送された作品は、多岐にわたります。以下に作品の一覧を示します。

• - 第1期: 宇宙機動隊（1965.12.15-1966.03.30）▲
• - 第2期: 江戸忍法帖（1967.10.04-1967.10.25）
• - 第3期: 拳銃兄弟（1968.04.03-1968.09.25）▲
• - 第4期: 猛獣ジャングル（1969.04.02-1971.06.30）▲、密林の王者ターザン（1971.07.07-1972.03.29）▲
• - 第5期: 巨人の惑星（再放送）（1974.04.03-1974.07.31）▲
• - 第6期: 忍者キャプター（1976.04.07-1977.01.26）、快傑ズバット（1977.02.02-1977.09.28）
• - 第7期: スパイダーマン（1978.05.17-1979.03.14）
• - 第8期: 香港カンフー・ドラゴン少林寺（1984.01-1984.03)▲
• - 第9期: 陽気な幽霊ジェニー（1984.07.04-09.26）▲
• - 第10期: 花の聖カトレア学園（1985.07.10-1985.10.02）
• - 第11期: あぶない少年（1987.10.07-1987.12.30）、光GENJIのあぶない少年II（1988.01.06-1988.09.28）、あぶない少年III（1988.10.12-1989.03.29）
• - 第12期: ケータイ捜査官7（2008.04.02-2009.03.18）

このように、多彩な作品がこの枠で放送されてきたことが、日本のテレビドラマ史の中でも重要な位置を占めています。視聴者にとっては、毎週水曜日のこの時間が、楽しみなドラマを見る特別な時間であったことでしょう。

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