デイヴィダス・シルヴィディス

デイヴィダス・シルヴィディス

デイヴィダス・シルヴィディス（Deividas Sirvydis , 2000年6月10日 - ）は、リトアニアのヴィリニュス出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはスモールフォワード。

来歴

バスケットボール選手だった父の影響を受け、7歳で競技を始めました。2016-17シーズンにはBCリータスのトップチームに昇格し、2017年5月にプロデビューを果たします。2018年5月には、アディダス・ネクストジェネレーション・トーナメントで優勝に貢献。同大会では平均15.4得点、4.5リバウンド、3アシストを記録し、MVPに選ばれました。

2019年のNBAドラフトでは、37位でダラス・マーベリックスから指名された後、デトロイト・ピストンズが46位で指名したアイザイア・ロビーと将来の2つの2巡目指名権とのトレードで、交渉権がピストンズへ移動しました。2019-20シーズンは6.6得点、2.8リバウンドを記録し、2020年5月にはハポエル・エルサレムBCへ移籍。

2020年12月1日、ピストンズと3年契約を締結し、2021年1月6日のミルウォーキー・バックス戦でNBAデビューを果たしました。しかし、2020-21シーズンは20試合出場で2.1得点に終わり、7月31日に解雇。その後、2021-22シーズンのトレーニングキャンプ前にピストンズと再契約するも即解雇となり、10月25日にピストンズ傘下のモーターシティ・クルーズへ加入しました。12月には、オミクロン株の感染拡大によるクラスター発生で選手不足に陥ったピストンズと10日間契約を結び再加入しました。

2023年8月4日、LKLとユーロカップに所属するリエトカベリスへの加入が発表されました。契約には、2023-24シーズンのユーロリーグ開幕前である10月5日までにユーロリーグのクラブに加入できる条項と、シーズン中にNBAへ復帰するための退団条項も含まれていました。2023-24シーズンのユーロカップでは16試合に出場し、1試合平均31.1分の出場で18.9得点、4.4リバウンド、2.6アシスト、3.3ターンオーバー、フィールドゴール成功率50.8パーセント、スリーポイント成功率42.3パーセント、フリースロー成功率83.1パーセントという素晴らしい成績を残し、オールユーロカップのセカンドチームに選出されました。

2024年6月18日には、ユーロリーグとLKLに所属する強豪BCジャルギリスへ2年契約（3年目のオプション付き）で加入することが発表されました。

代表チームでのキャリア

リトアニア代表としても活躍しており、2023年FIBAバスケットボール・ワールドカップに出場しています。

プレースタイル

スモールフォワードとして、得点能力が高く、特にアウトサイドシュートを得意としています。ユーロカップでの高いスリーポイント成功率が示すように、正確なシュートが持ち味です。また、リバウンドやアシストでも貢献できるオールラウンドな選手です。

外部リンク

NBA.com
Basketball-Reference
Real GM
ESPN.com

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