デクラン・ウィン

デクラン・ウィン（Deklan Wynne、1995年3月20日 - ）は、南アフリカ共和国のヨハネスブルグで生まれ、後にニュージーランド国籍を取得したプロサッカー選手です。ポジションは主にディフェンダー（DF）としてプレーしています。

クラブ経歴

ウィンは2013年にワンダラーズSCでプロキャリアをスタートさせました。その後、2015年8月13日には、バンクーバー・ホワイトキャップスのリザーブチームであるホワイトキャップスFC2に移籍し、北米での挑戦を開始しました。

2017年12月21日には、コロラド・ラピッズへ10万ドルの金銭トレードで移籍。この移籍は、彼のキャリアにおいて大きなステップとなりました。

その後、2021年1月14日にはフェニックス・ライジングFCへ移籍。さらに、2021年7月1日にはOKCエナジーFCへレンタル移籍を経験し、複数のチームでプレーする機会を得ました。

2022年1月28日にはデトロイト・シティFCへ、そして2023年1月3日にはチャールストン・バッテリーへと移籍し、現在も北米のサッカーリーグで活躍しています。彼のキャリアは、様々なクラブでの経験を経て、成長を続けていると言えるでしょう。

代表歴

ウィンは、2014年11月にニュージーランド代表に初召集され、翌12月の中国代表戦で代表デビューを果たしました。2015年5月には、自国開催となった2015 FIFA U-20ワールドカップのメンバーに選出され、全4試合に出場しました。この大会での活躍は、彼の国際的なキャリアにおける重要な一歩となりました。

しかし、2015年7月のパシフィックゲームズでは、オリンピック予選を兼ねた試合で、バヌアツ戦の勝利直後に代表資格の問題が発覚しました。本来、他国の代表としてプレーするには、18歳までにその国の国籍を取得するか、5年以上の居住実績が必要でしたが、当時ウィンはこの要件を満たしていませんでした。オセアニアサッカー連盟はこの訴えを認め、ニュージーランド代表は失格となり、バヌアツが勝利扱いとなりました。この一件は、彼の代表キャリアにとって試練となりました。

2016年1月、ウィンは5年間の居住実績を満たし、正式にニュージーランド代表資格を取得しました。このことで、彼は再びニュージーランド代表として国際舞台で活躍することが可能になりました。

人物

ウィンは南アフリカ共和国のヨハネスブルグで生まれ、14歳だった2010年1月にニュージーランドに移住しました。幼少期に異国に移り住んだ経験は、彼の国際的なキャリアに大きな影響を与えたと言えるでしょう。

外部リンク

デクラン・ウィン - National-Football-Teams.com (英語)
デクラン・ウィン - Soccerway.com (英語)
デクラン・ウィン - Soccerbase.com (英語)
デクラン・ウィン - FootballDatabase.eu (英語)
デクラン・ウィン - WorldFootball.net (英語)
デクラン・ウィン - Transfermarkt.com (英語)
デクラン・ウィン - FIFA主催大会成績 (英語)
デクラン・ウィン - メジャーリーグサッカー (英語)

もう一度検索