デスティノ・ジャパン

デスティノ・ジャパン

デスティノ・ジャパン（Destino Japan、1984年4月9日 - ）は、ドミニカ共和国出身のプロボクサー。本名はブラディミール・アルヘニー・バエス・タベラス（Bladimir Argeny Baez Taveras）。ピューマ渡久地ボクシングジムに所属。
リングネームのデスティノはスペイン語で「運命」「目的地」を意味する。

来歴

ドミニカ共和国ラ・ベガ州ラ・ベガで生まれ、14歳でボクシングを始めた。アマチュア時代にはEDPAサンティアゴ・タイトルで優勝、コパ国際大会で銅メダルを獲得するなど、早くからその才能を発揮し、2004年アテネオリンピックにドミニカ共和国代表として出場を果たした。

2007年6月2日、母国でプロデビュー。
2009年10月25日には、ドミニカ共和国スーパーライト級王座を獲得。

ドミニカ共和国でのプロ戦績は24戦20勝18KO2敗2分。KO率の高さが光るものの、世界挑戦の機会には恵まれなかった。

2016年4月、旧知の後輩であり、同じくドミニカ共和国出身のザッパ・トウキョウに誘われ来日。ザッパが所属するピューマ渡久地ジムに入門し、日本でのプロボクサーとしてのキャリアをスタートさせた。

2017年4月21日、後楽園ホールで永田大士を相手に日本デビュー戦を行い、7回TKO勝利を飾る。

2018年5月7日、細川バレンタインが持つ日本スーパーライト級王座に挑戦。ダウン応酬の激戦となったが、7回KO負けを喫し、日本での初タイトル獲得はならなかった。

同年12月1日、今野裕介とのノンタイトル戦に敗れ、連敗を喫する。

2019年8月2日、岩原慶にTKO勝利し、再起を果たす。

10月19日、宮崎辰也にもTKO勝利。

2020年1月12日、トゴルドル・バットツォグトに判定負け。

12月19日、母国の首都サントドミンゴにて凱旋試合を行うも、アンドレス・サパタに5回KO負け。

人物

同じくアテネオリンピックボクシングドミニカ共和国代表に選ばれたファン・カルロス・パヤノは同じ町の出身であり、現在でも親友。

戦績

プロ：35戦 26勝 24KO 7敗 2引分

獲得タイトル

ドミニカ共和国スーパーライト級王座

関連項目

男子ボクサー一覧
2004年アテネオリンピックのドミニカ共和国選手団

外部リンク

ピューマ渡久地ボクシングジム
* デスティノ・ジャパンの戦績 - BoxRec（英語）

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