デズモンド・メイソン

デズモンド・メイソン：華麗なダンクで魅せたNBAプレーヤー

デズモンド・メイソン（Desmond Tremaine Mason, 1977年10月11日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ワクサハチー出身の元プロバスケットボール選手です。NBAのミルウォーキー・バックスなどでシューティングガード、スモールフォワードとして活躍しました。

身長198cm、体重100kgという恵まれた体格に加え、高い身体能力を生かしたプレイスタイルが特徴です。特に、試合中に見せる豪快なダンクは観客を沸かせました。

NBAキャリア

オクラホマ州立大学で4年間プレイした後、2000年のNBAドラフトでシアトル・スーパーソニックスから1巡目全体17位で指名され、NBA入りを果たしました。

ルーキーシーズンは出場機会に恵まれませんでしたが、2年目にその才能を開花させます。2001年のNBAオールスター・スラムダンクコンテストに出場し、並み居る強豪を抑えて見事優勝を果たしました。彼のダンクは、創造性とダイナミックさに満ち溢れていました。

その後、スラムダンクコンテストには2回出場していますが、いずれもジェイソン・リチャードソンに敗れています。

2002-03シーズン途中、ゲイリー・ペイトンとレイ・アレンのトレードに絡み、ミルウォーキー・バックスへ移籍しました。バックスでは、出場時間が増加するとともに、着実に成績を伸ばし、2004-05シーズンには1試合平均17.2得点、3.9リバウンドを記録しました。

2005年10月26日、ジャマール・マグロアとの交換でニューオーリンズ・ホーネッツにトレードされました。しかし、2005-06シーズンは出場時間が減少し、平均10.8得点とルーキーシーズンに次ぐ低い数字に終わりました。

2007年7月23日には、古巣であるミルウォーキー・バックスと契約し、再びバックスの一員としてプレイしました。

プレイスタイル

メイソンのプレイスタイルは、アグレッシブなドライブと、派手なダンクが特徴です。ジャンプシュートには課題がありましたが、積極的にペイントエリアに切り込み、フリースローを獲得するプレイスタイルを持ちます。試合中にはウインドミルやリバースダンクなど、観客を魅了するダンクを披露しました。

受賞歴

* 2001年：NBAオールスターゲームスラムダンクコンテスト優勝

まとめ

デズモンド・メイソンは、NBAでその身体能力とダンクで多くのファンを魅了した選手でした。スラムダンクコンテストでの優勝は、彼のキャリアにおけるハイライトの一つと言えるでしょう。そのプレイスタイルは、観客を常に楽しませ、NBAという舞台を盛り上げる要素の一つとなりました。


NBA.com デズモンド・メイソン （英語）

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