デズリー・ピーターセン

デズリー・ピーターセンは、デンマークのコペンハーゲン出身の元女子プロレスラーです。1983年にカナダでデビューし、1980年代にWWF（現WWE）を中心に活躍しました。

キャリア

1983年1月、カナダのブリティッシュコロンビア州でベルベット・マッキンタイヤーを相手にデビューを果たしました。翌年の1984年12月には、マッキンタイヤーとのタッグでWWF女子タッグチーム王座を獲得し、その名を ప్రపంచのプロレス界に轟かせました。

同時期にはWWFで、ファビュラス・ムーラ、マッド・マキシーン、レイラニ・カイ、ジュディ・マーチン、ドナ・クリスタネーロ、ペニー・ミッチェル、ペギー・パターソン、ペギー・リー・レザーといった強豪選手たちと対戦を重ね、その実力を磨きました。また、全日本女子プロレスにも来日し、日本のファンを魅了しました。

1987年にWWFを一度離脱しましたが、1988年に復帰し、シェリー・マーテルが保持するWWF女子王座に挑戦しました。しかし、王座奪取には至りませんでした。

その後、再びWWFを離脱し、LPWA（Ladies Professional Wrestling Association）に移籍。PPVイベント「スーパーレディース・ショーダウン」で神取忍と対戦しましたが、敗北を喫しました。

獲得タイトル

* WWF女子タッグチーム王座（w/ベルベット・マッキンタイヤー）

デズリー・ピーターセンの功績

デズリー・ピーターセンは、その卓越したプロレススキルと個性的なキャラクターで、1980年代の女子プロレス界を彩った重要な選手の一人です。WWF女子タッグ王座を獲得した実績はもちろんのこと、数々の強豪選手との対戦を通じて、女子プロレスの発展に大きく貢献しました。また、全日本女子プロレスへの参戦は、日本の女子プロレスファンにとっても忘れられない出来事として記憶されています。

引退後も、その功績は色褪せることなく、女子プロレスの歴史に燦然と輝いています。

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