レイラニ・カイ

レイラニ・カイ (Leilani Kai)

レイラニ・カイは、1960年1月23日にフロリダ州タンパに生まれたアメリカの女子プロレスラーです。本名はパティ・シーモア。彼女のリングネームは、その容貌がハワイの特徴を彷彿とさせることに由来しています。プロレス界での彼女のキャリアは1970年代から始まり、８０年代にかけて、日本とアメリカ両国のリングで活躍しました。カイは多くのタイトルを獲得し、特にWWFでの活動が注目されます。

プロレスキャリアの始まり

レイラニ・カイのプロレスデビューは1975年、MACWにて行われました。その後、彼女は国際プロレスに初めて来日し、国境を越える活動を開始しました。1979年には「日米対抗リーグ戦」で全日本女子プロレスに初参戦し、次第に国内外での存在感を示すようになります。

WWFでの活躍

カイのキャリアの大きなハイライトの一つは、1985年にWWFにおける成功です。彼女は2月18日にウェンディ・リヒターを破り、WWF女子王座を獲得しました。また、同じ年の8月には、ジュディ・マーチンとタッグを組むことでWWF女子タッグ王座をも手に入れました。このコンビは「グラマー・ガールズ」として知られ、JBエンジェルズ（立野記代&山崎五紀）との激しい抗争も展開しました。

1986年には、WWWAオールパシフィック王座も獲得し、彼女の名声はさらに高まりました。彼女の技術とパフォーマンスは観客を魅了し、多くのファンを獲得しました。

日本での活動

カイは日本でも強いインパクトを残しました。1994年にFMWに来日し、海外でも高い人気を誇っていました。特に、日本の女子プロレス界において、彼女は重要な存在であり続けました。

最近の活動

近年においても、レイラニ・カイはアメリカのインディー団体にてスポット参戦を続けています。年々進化を続けるプロレス界において、彼女の経験と技術は若手選手たちにとって良き手本となるでしょう。

獲得タイトル

レイラニ・カイは、多くのタイトルを獲得しています。一部を以下に挙げます：

• - WWF女子王座
• - WWF世界女子タッグ王座（ジュディ・マーチンと共に）
• - LPWAタッグ王座（ジュディ・マーチンと共に）
• - NWA世界女子王座
• - PGWA王座
• - オールパシフィック王座

さらに、彼女は2006年にNWA殿堂入りを果たし、その功績が称えられました。

得意技

カイの得意技には、ダイビング・ボディ・プレスやダブルリスト・アームサルトがあります。これらは彼女の試合に華やかさと迫力を加え、観衆の目を惹く要素となっています。

レイラニ・カイは、女子プロレスの歴史に名を刻む選手の一人であり、現在もその影響力を持ち続けています。

もう一度検索