デビン・バッセル

デビン・アンソニー・バッセル

デビン・アンソニー・バッセル（Devin Anthony Vassell, 2000年8月23日 - ）は、アメリカ合衆国ジョージア州ローレンスビル出身のプロバスケットボール選手。NBAのサンアントニオ・スパーズに所属しており、ポジションはシューティングガード、またはスモールフォワードを担う。

経歴

ハイスクール

ジョージア州ローレンスビルで育ち、ピーチツリー・リッジ高校に進学。シニア時には、1試合平均21.6得点、8.9リバウンドを記録し、地域の年間最優秀選手に選出される。テキサス工科大学、ノースフロリダ大学、ステッソン大学からもオファーがあったが、フロリダ州立大学に進学を決めた。

カレッジ

フロリダ州立大学では、1年生のシーズンに平均4.5得点、1.5リバウンド、ACCルーキー最高の3ポイントシュート成功率41.9%を記録。2018年12月17日にはシーズンハイとなる16得点をマーク。2019年のACC男子バスケットボールトーナメント準々決勝では、延長戦残り4.5秒で3ポイントシュートを決め、バージニア工科大学に65-63で勝利に貢献した。

2年生シーズンにはスターターに定着。2019年エメラルドコーストクラシックでは、決勝でシカゴ州立大学に対し16得点、ランキング17位のテネシー大学に対し13得点、パデュー大学に対し13得点を獲得し、大会の最優秀選手に選ばれた。シーズン中盤の活躍から、2020年のNBAドラフトで1巡目指名の候補として注目を集めるようになる。バージニア大学戦で18得点を記録しチームを勝利に導き、続くマイアミ大学戦では23得点、11リバウンドの活躍を見せた。2020年2月1日のバージニア工科大学戦では、3ポイントシュート7本全てを成功させ、キャリアハイとなる27得点を記録。レギュラーシーズン終了後には、オールACCセカンドチームに選出。シーズン平均12.7得点、5.1リバウンドでチームを牽引し、49アシスト、42スティール、29ブロックを記録。シーズン終了後、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した。

サンアントニオ・スパーズ

2020年11月18日に行われたNBAドラフトで、サンアントニオ・スパーズから1巡目全体11位で指名を受け、同年11月27日にスパーズと契約。12月23日のメンフィス・グリズリーズ戦でNBAデビューを果たし、3得点、3リバウンドを記録し、チームは131-119で勝利した。2021年4月17日のフェニックス・サンズ戦では、シーズンハイとなる18得点を記録し、チームは勝利を収めた。

2022年2月26日のマイアミ・ヒート戦では22得点、5リバウンド、4アシストを記録。4月1日のポートランド・トレイルブレイザーズ戦でも22得点をマーク。ニューオーリンズ・ペリカンズとのプレーインでは、シーズンハイとなる23得点を記録したが、チームは敗れ、プレーオフ進出を逃した。

11月4日のロサンゼルス・クリッパーズ戦、同月17日のサクラメント・キングス戦で、いずれも29得点を記録。2023年10月2日には、スパーズと5年総額1億4600万ドルの延長契約に合意。これはフランチャイズ史上最高額の契約となった。12月15日のロサンゼルス・レイカーズ戦では、キャリアハイとなる36得点を記録し、チームを勝利に導いた。

プレースタイル

高いシュート力と、長い手足を生かしたディフェンスが持ち味。特に3ポイントシュートの精度が高く、オフェンスの重要な得点源となっている。また、運動能力も高く、リバウンドや速攻にも貢献できる。

NBA個人成績

(情報は省略)

カレッジ個人成績

(情報は省略)

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