トッド・フィルコックス

トッド・フィルコックス（Todd Philcox、1966年9月25日 - ）は、アメリカ合衆国コネチカット州ノーウォーク出身のアメリカンフットボール選手で、クォーターバック（QB）として活躍しました。1990年から1998年までの9シーズンにわたり、NFLの6つの異なるチームに所属し、そのキャリアはまさにジャーニーマンと呼ぶにふさわしいものでした。

大学時代とNFL入り

フィルコックスは、シラキューズ大学を経て、1990年にシンシナティ・ベンガルズに入団し、NFLでのキャリアをスタートさせました。しかし、ベンガルズでは出場機会を得られず、1991年にはクリーブランド・ブラウンズへと移籍しました。

クリーブランド・ブラウンズ時代

ブラウンズでは、1992年に転機が訪れます。当時の先発QBバーニー・コーザーが足首を負傷したことにより、フィルコックスは9月20日のロサンゼルス・レイダース戦で先発の座を得ました。この試合で彼は3つのタッチダウンパスを成功させる活躍を見せましたが、その後、自身も右手親指を骨折し、戦線を離脱せざるを得なくなりました。

1993年11月には、シアトル・シーホークス戦で2度目の先発出場を果たしましたが、この試合では2つのインターセプトと2つのファンブルロストを喫し、チームは5-22で敗北しました。

その後のキャリア

1995年4月、フィルコックスはタンパベイ・バッカニアーズと契約しましたが、このシーズンは第3QBとして過ごし、出場機会はありませんでした。1996年には、ジャクソンビル・ジャガーズで控えQBを務めました。

1997年8月、ジャガーズから解雇された後、1998年のレギュラーシーズン終了後には、ディビジョナルプレーオフでジャガーズと対戦するニューイングランド・ペイトリオッツに加入しました。しかし、ペイトリオッツでの出場機会はなく、このシーズンをもってNFLでのキャリアを終えました。

ジャーニーマンとしての足跡

トッド・フィルコックスは、そのキャリアを通して、シンシナティ・ベンガルズ、クリーブランド・ブラウンズ、タンパベイ・バッカニアーズ、ジャクソンビル・ジャガーズ、ニューイングランド・ペイトリオッツといった複数のチームを渡り歩きました。先発QBとしての出場機会は限られていましたが、各チームで控えQBとして、チームを支え続けました。彼のNFLでの足跡は、まさにジャーニーマンと呼ぶにふさわしいものでしょう。

関連項目

ジャーニーマン

外部リンク

通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference （英語）

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