トマス・コネクニー

トマス・ホセ・コネクニー

トマス・ホセ・コネクニー（Tomás José Conechny, 1998年3月30日 - ）は、アルゼンチン・チュブ州コモドーロ・リバダビア出身のサッカー選手。
現在はCDゴドイ・クルス・アントニオ・トンバに所属し、主にミッドフィールダーとしてプレーしています。

クラブ経歴

コネクニーは、2014年にCAサン・ロレンソ・デ・アルマグロのユースチームに入団し、その才能を開花させました。
2016年にはトップチームに昇格し、同年10月17日のアルセナルFC戦で念願のプロデビューを果たします。

2018年7月17日には、メジャーリーグサッカー (MLS) のポートランド・ティンバーズに1年間のローン移籍で加入し、新たな挑戦の場を求めました。
2019年6月27日のモントリオール・インパクト戦で移籍後初ゴールを記録し、その実力を証明。
同年7月22日にはティンバーズへの完全移籍が発表され、アメリカでの活躍が期待されました。

しかし、2021年4月2日にはデポルティーボ・マルドナドへ移籍。
さらに、2021年12月にはクラブ・アルマグロへの移籍が発表されるなど、短い期間で所属クラブを変えています。

代表経歴

コネクニーは、プロデビュー前の2015年にU-17アルゼンチン代表に招集され、早くからその才能を認められていました。
南米U-17選手権に出場し、3位入賞に貢献。
FIFA U-17ワールドカップにも出場するなど、国際舞台での経験を積みました。

2017年にはU-20代表として南米ユース選手権に出場。
FIFA U-20ワールドカップにも出場するなど、各年代別の代表として活躍しました。

人物

CAサン・ロレンソ・デ・アルマグロのユースチームに所属していた2015年4月、コネクニーはチームメイトとホテルでテレビゲームをしていた際、興奮してホテルの3階ベランダから転落するという不慮の事故に見舞われました。
この事故で両足を負傷しましたが、幸いにも一命は取り留めました。

2015年10月には、イギリスの有力紙ガーディアンに、堂安律らと共に『将来有望な選手50人』に選出され、その才能が世界的に注目されました。

また、コネクニーはチェコにルーツを持っています。

プレースタイル

コネクニーは、卓越したテクニックと創造性を持ち合わせた攻撃的ミッドフィールダーです。
ドリブルやパスでチャンスを作り出す能力に長けており、得点能力も兼ね備えています。
また、戦術理解度が高く、チームのために献身的にプレーすることもできます。

そのプレースタイルから、かつては「アルゼンチンの至宝」とも呼ばれ、将来を嘱望されていました。

脚注

外部リンク
トマス・コネクニー - Soccerwayによる個人成績
Transfermarkt
Portland Timbers
* MLS.com

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