トム兼松

トム兼松（本名：兼松努）は、岐阜県坂祝町出身・在住のギタリスト、作曲家であり、キリスト教徒としても知られています。

多彩な音楽活動

トム兼松は、ゴスペルグループ「ザ・メッセンジャーズ」に3年間在籍し、日本とアメリカで演奏活動を行いました。その後、ヨーロッパで録音されたリーダー作「Morning Glory」を発表し、ソロアーティストとしてのキャリアをスタートさせました。アメリカでは、ジャズ界の巨匠であるロン・カーターや、グラミー賞受賞者のドロシー・モリソンらとレコーディングやコンサートで共演するなど、国際的な舞台で活躍しています。

オーロラの下で演奏するツアーを9回敢行し、2005年の愛知万博ではカナダ館にてオリジナルオーロラ曲を披露するなど、独自の音楽世界を追求しています。自身が率いるバンド「SAKURA」ではアメリカツアーを成功させ、オークランド市から表彰されたほか、USAグローバルピースアワード（LTPウェブスターラジオ&TV）を受賞するなど、その音楽性は高く評価されています。

2015年には、ギターソロスタジオ・アルバム「スペイン」をリリース。このアルバムには、ロン・カーターらとニューヨークで録音された貴重な音源がボーナス・トラックとして収録されています。2021年には、岐阜県のサラマンカホールでソロコンサートを開催し、地元に根ざした活動も積極的に行っています。

ラジオパーソナリティとしても活躍

音楽活動に加えて、トム兼松はラジオパーソナリティとしても活躍しています。東京のラジオ局で4年間DJを務めた後、現在はコミュニティFM局「FMらら」で番組を担当し、幅広いリスナーに音楽や情報を届けています。

キリスト教徒としての信仰

可児キリスト教会の会員であり、キリスト教徒としての信仰を大切にしています。音楽活動を通して、自身の信仰を表現し、多くの人々に希望と癒しを届けることを使命としています。

トム兼松の音楽は、ギターテクニック、作曲の才能、そして深い信仰心によって支えられています。彼の音楽は、聴く人の心に響き、感動と希望を与える力を持っています。今後の活躍がますます期待されるアーティストです。

もう一度検索