坂祝町

坂祝町（さかほぎちょう）

岐阜県の中南部に位置する加茂郡に属する坂祝町は、東西約4.9キロメートル、南北約4.3キロメートル、面積12.87平方キロメートルの小さな町です。その名は、町内にある式内社、坂祝神社に由来します。

地理

町の南部には木曽川が流れ、その川沿いに県道207号線とJR高山本線が東西に走っています。町の中央部には郷部山丘陵が広がり、その周囲を平野部が取り囲んでいます。西側には城山などの急峻な山地が連なり、自然豊かな景観を作り出しています。

山

郷部山
カナクズ山
城山
加茂山

河川

木曽川
迫間川
加茂川

隣接自治体

北と東：美濃加茂市
南東：可児市
南：愛知県犬山市
西：各務原市
北西：関市

地名

大針、勝山、加茂山、黒岩、酒倉、酒倉深田、取組、深萱などの地区があります。

歴史

1897年（明治30年）4月1日、大針村、勝山村、黒岩村、酒倉村、取組村、深萱村、深田村が合併し、坂祝村が誕生しました。その後、1950年（昭和25年）には深田の一部が太田町（現在の美濃加茂市）に編入され、1968年（昭和43年）10月1日に町制を施行し、坂祝町となりました。

行政・議会

町長

歴代の町長は以下の通りです。

竹内丈夫（〜1971年4月30日）
小栗和郎（1971年4月29日〜1995年4月29日、6期）
梅田克己（1995年4月30日～2007年4月29日、3期）
南山宗之（2007年4月30日～2019年4月29日、3期）
柴山佳也 (2019年4月30日～2024年7月25日、2期)※病気療養のため2期途中で退職
吉田勇彦　※職務代理者、副町長 (2024年7月26日～8月24日)
伊藤敬宏※現職（2024年8月25日～）

町議会

定数は10人で、任期は2023年4月30日から2027年4月29日までです。

衆議院

坂祝町は岐阜4区に属し、選挙区には高山市、美濃加茂市、可児市などが含まれます。

友好都市

マラネロ市（2012年2月21日提携）

経済

産業

かつては自動車産業が盛んで、特に三菱自動車工業の子会社「パジェロ製造株式会社」の本社工場がありましたが、2021年8月に閉鎖されました。現在では、日本瓦やヤングビーナス薬品工業（入浴剤）などが主な産業となっています。

名産物

トマト、夢コロン（ヘチマ水の化粧品）、セントポーリア（花）、坂祝町クリームサンドなどが名産品です。

施設

坂祝町役場
坂祝町中央公民館（美濃加茂市立図書館とシステム統合）
坂祝町保健センター
坂祝町コミュニティセンター
坂祝町総合福祉会館 サンライフさかほぎ
坂祝町郷土資料館
坂祝町スポーツドーム
坂祝町東館
坂祝町西館

教育

保育園・幼稚園

坂祝保育園
遊々保育園
坂祝町立坂祝幼稚園

小学校

坂祝町立坂祝小学校

中学校

坂祝町立坂祝中学校

大学

中日本自動車短期大学

交通

鉄道

JR高山本線：坂祝駅

道路

国道21号坂祝バイパス
国道248号太田バイパス
岐阜県道207号各務原美濃加茂線
岐阜県道346号富加坂祝線
岐阜県道367号勝山山田線

バス

坂祝町コミュニティバス
あい愛バス（あまちの森・しょうよう線）

タクシー

坂祝町デマンドタクシー

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

祭事

深萱十二社神社祭り（4月第1土曜日・日曜日）
岩屋観音まつり（7月中旬）
さかほぎ祭り（7月下旬、木曽川北岸での花火打ち上げあり）
町民まつり(11月中旬）

観光

飛騨木曽川国定公園（日本ライン）
行幸公園
日本ラインロマンチック街道
キリスト教会（中濃教会）

寺・名所・旧跡

安楽寺
岩屋観音
猿啄城跡
十二社神社
火塚古墳
坂祝神社
覚専寺

マスコットキャラクター

ほぎもん

出身人物

仙石秀久（武将・大名）
兼松煕（実業家、豊田式織機社長）
野中徹博（元プロ野球選手）
若井江利（ボート競技選手）

名誉町民

竹内丈夫（元・坂祝町長）
小栗和郎（元・坂祝町長）
岡田さと子

脚注

外部リンクを参照

関連項目

町村一覧'>全国市町村一覧

外部リンク

公式ウェブサイト
坂祝町 (town.sakahogi) - Facebook

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