トーマス&マック・センター

トーマス・マック・センター

トーマス・マック・センター（Thomas & Mack Center）は、アメリカのネバダ州ラスベガスに位置する屋内競技場です。この施設の名前は、著名な銀行家であるトーマスとマックの二人の名前に由来しています。センターは高い多目的性を持ち、さまざまなスポーツイベントやエンターテイメントショーが行われることで知られています。

UNLVの本拠地

センターは、ネバダ大学ラスベガス校（UNLV）のバスケットボールチームのホームとして使用されています。このチームはカレッジバスケットボールフェスティバルの一環として毎年多くの試合を開催し、多くのファンを集めています。この会場では特に大学バスケットボールの試合が熱心に行われ、地元の人々に愛されています。

大規模イベント

トーマス・マック・センターは、2007年にNBAオールスターゲームや男子アメリカ選手権といった大規模なイベントを開催するなど、スポーツイベントの重要なホストとしても指定されています。これらの大会は、観客を魅了するだけでなく、TV視聴率も非常に高いことから、多くのメディアの注目を集めています。

格闘技とプロレス

この施設はまた、格闘技イベントの開催場所としても名を馳せています。UFC（Ultimate Fighting Championship）やPRIDE（プライド）など、著名な格闘技団体が数々の試合を実施してきました。特にUFC 43やPRIDEのイベントでは、世界のトップファイターや有名選手が熱い戦いを繰り広げ、メディアやファンから大きな注目を受けました。

さらに、プロレスリングエンターテインメントのWWEもこの場を借りて様々なイベントを開催しています。2008年の「ノー・ウェイ・アウト」や2005年の「ヴェンジェンス」といった人気の興行は、いずれもここで行われ、多くのファンを動員しました。このように、トーマス・マック・センターは多彩なエンターテイメントを提供することで、地域の文化の一部として定着しています。

ボクシングの名試合

ボクシングにおいても、このセンターは数々の歴史的な試合の舞台となりました。有名な試合には、オスカー・デ・ラ・ホーヤとアイク・クォーティの対戦や、フリオ・セサール・チャベスとヘクター・カマチョの一戦があり、いずれもボクシングファンにとって記憶に残る名勝負です。

トーマス・マック・センターは、スポーツやエンターテインメントのさまざまな形を提供することで、観客に多くの感動や興奮をもたらしてきました。訪れる人々にとって、この屋内競技場はただの会場以上の意味を持つ場所なのです。

外部リンク

• - 公式サイト

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